第4回が、新館にて とうとう始まりました!
愛媛県美術館の日々の活動をちょっとずつ書き込んでいます。 美術館の事業準備状況、イベント報告、ある日の出来事などなど、美術館の活動を垣間見ていただけるように頑張ります。
yukinkoです。ベルリン展は先日から後期が始まりましたが、学校団体の美術館来館も本日からシーズンに突入しました!
11月2日16:00~16:55に南海放送にて、男鹿和雄特別番組「ジブリアニメの原風景を訪ねて~絵職人・男鹿が描いた残したい、日本の風景~」を放映します。当館にて11月22日より開催する男鹿和雄展に向けてぜひお見逃しなく。
こんにちは。自称「美人」(ついに一線を越えてしまいました・・・)のベルリン展副担当yukinkoです。最近週末はずうーっとギャラリートークに出演中だったため、(しかも毎回「お題(作品)」が違っていて、トークの仕込みにヘトヘトになっていたため)ブログを書き込む手前で本当に「ゆきだおれ」ていました(すみません)。さて、先日のtake4さんのご報告にもありましたとおり、ベルリン展は展示替えが終わり、昨日からいよいよ後期に突入しました!(写真は今週月曜日に行われた展示替えの様子です)
こんにちは。久しぶりのa-tashiです。
今日のグッズ紹介は、こちら。

本日ご紹介するベルリングッズはドイツ・リラ社の色えんぴつ「ファルビー」(12色入り!)です。 リラ社は創業200年の歴史を持つ鉛筆づくりのマイスター(プロの職人さん)、老舗中の老舗です!!
yukinkoです。しばらくの間ご無沙汰していましたが、本日から復活です。
今回の展覧会、新聞広告やテレビCMでは、統一して「ベルリン国立アジア美術館所蔵日本美術名品展」と銘打っていますが(我々も「ベルリン展」と略称しておりますが)、ポスターやチラシでは、よくよく見ると頭に「美がむすぶ絆」と付いています。実は、巡回展共通のメインタイトルは、こちらなんです。
ということで、会場では、ドイツ人コレクターたちを紹介する(↑)このようなリーフレットを配布しています。こちらを片手に鑑賞していただければ、作品がさらに魅力的に見えてくると思います。
なお、このコレクターの中には、直接的な関係ではないですが、偶然にも松山と縁のある人物が2人います。
一人目は、松山と姉妹都市であるドイツ・フライブルク市の民族学者兼コレクターであったエルンスト・グローセ(1862-1927)。ドイツ最初の本格的な東洋美術の個人コレクションを築いた人物で、アジア美術館の原型である「王立プロイセン博物館群東洋美術部門」(1906年設立)の設立に際しても、最大の助言者として活躍しました。1915年に、自身のコレクションを一括して美術館へ寄贈しています。
もう一人は、陸軍少佐クレメンス・ヴィルヘルム・ヤーコブ・メッケル(1842-1905)。陸軍大学校教官着任のために来日し、日本陸軍の兵制をドイツ式に整えた人物。もうすぐ大河ドラマにもなる司馬遼太郎『坂の上の雲』の中で、主人公秋山好古が陸軍大学校第一期生として入学した時の指導者としても登場します。彼が収集した作品を見ると、日本国内にもあまり存在しない貴重なものがあって、かなり目が利くなぁ・・・(もちろん助言者はいたでしょうが、それにしても通好みな感じがします)という印象を持ちました。
このように、別の視点から見つめてみると、名品たちもまた違う表情を見せ始めます。
彼らドイツ人コレクターたちが初めてその作品と対面した時のことを想像したりしながら、私たちも作品の前に立てば、そこにまた新たな「絆」がむすばれるような気がします。
なお、今週土曜日(18日)14時から研修室で、美術講座「伯林(ベルリン)が愛した日本の美」を開催します。コレクション形成やコレクターたちについて、さらに詳しくお話しようと思っています。
是非とも、ご参加くださいませ。
東京、東麻布にある画廊、TAKE NINAGAWAにて、ただいま愛媛県宇和島市在住の大竹伸朗さんの個展を開催中です。この春から同画廊にて開催してきた個展の最終回、第3弾となっており、大竹さんのコラージュの最新作を発表しています。私もこの週末に行ってきました!細かい手仕事と大胆な造形とが混在する大竹さんの世界観にたっぷりと浸ることができました。
take4です。
知る人ぞ知る、ドイツの高級紅茶「ロンネフェルト」の茶葉です。
ヨーロッパの人たちは、ティータイムにおしゃべりするのが日課のようになっていますが、もちろんドイツもそうです。take4、この展覧会の準備で昨年ベルリンへ行った時にも、至るところにカフェ(特にオープンカフェ)を見かけました(ちなみに、超タイトなスケジュールだったのですが、どうしてもオープンカフェでお茶してみたくて、帰国前夜に何とか行くことが叶いました)。
ドイツというと、コーヒーのイメージが強いんじゃないかと思いますが(ビールは除きます ^^;)、実はダージリンティーを世界一仕入れているのだそうです。この「ロンネフェルト」は180年以上の歴史を持つ、ドイツ最高級の紅茶ブランド。ドイツ国内や世界各国でも、4つ星・5つ星クラス以上のホテルで使用されているそうです。実はtake4、普段はコーヒー党なので、紅茶は全く門外漢。ゆえに、これ以上の蘊蓄は語れないのですが(^^;)。
実はこの紅茶、以前ご紹介したドイツ製蜜蝋クレヨンなどとともに、この巡回展の前会場である山口県立美術館のショップで扱われていたものです(山口県美のベルリン展ブログもご覧ください)。take4ほか愛媛のスタッフも、8月・9月に視察にお伺いした際に、特設カフェで実際にいただいてみて、あまりの美味しさに、愛媛でも是非販売してみたい!・・・ということに。
ロンネフェルトの茶葉は、日本国内では専門の取扱店以外は、百貨店などでも扱っていません。当初は、ハードルかなり高いかな・・・と思いながらも駄目元で、山口県美でグッズ担当をされていた学芸員のMJさんに相談したのですが、快く業者さんをご紹介してもらい、晴れて実現の運びとなったわけです。
定番のものから、ハーブティー、フルーツティーなど、種類はさまざま。中でもフルーツティーは、茶葉を使わず、ラズベリーや葡萄、ピーチなどの干した果物だけで作られていて、甘い香りがたまりません。上の写真は100g入りの茶葉(全10種類)。他にも下のようにティーバッグタイプのもの(全12種類)もあります。
これから、日に日に寒くなっていく季節。お家であったかい紅茶を入れて、シアワセなひとときを楽しまれる方も多いでしょう。どうぞ、展覧会をご覧の後は、ショップも覗いてみてください。お土産にも最適です!
今後さらに、各スタッフおすすめの茶葉をご紹介できたらと思っています。
今日は、普段のキャラと違って少しだけ格調高い(?)お話でした・・・。
今日から3連休ですね。
今から500年以上前、室町時代に作られた現存最古の七夕絵巻。ベルリンでも展示される機会の少ない名品中の名品です。絵の中では、最終的に七夕姫(織姫)と天稚彦(彦星)は一年に一度会うことを許されますが、鑑賞する私たちは、今度いつ会うことが叶うのでしょうか。本当に貴重な一時帰国です。是非とも、愛くるしいこの絵巻に会いにいらしてください。
あ、それから。本日午後2時からは、フロアレクチャーを行います。それぞれの作品の紹介と、それにまつわるエピソードをいろいろお話する予定です。もちろん「天稚彦」も!
本日は、南館県民ギャラリーをレポートします。
美術館と一字違いの愛媛県美術会さん(事務局は美術館の中にあり、長いお付き合いの団体さんです。)が開催する「秋季県展」。今年も賑わいそうですね。
8部門の展示は、前期・後期に別れています。お間違いのないように。また、美術館新館のベルリン展も併せてご鑑賞ください!
追記: 前期:10月18日(土)~10月28日(火)
洋画・版画・写真・グラフィックデザイン
後期:10月31日(金)~11月9日(日)
日本画・彫塑・工芸・書道
yukinkoです。10月1日のオープン以来、毎日たくさんのお客さんにおいでいただいているベルリン展ですが、本日、日曜日から展覧会恒例の対話による鑑賞プログラム「Danke!ベルリン・トーク」(今回のタイトルです)が始まりました。今回は会期中、日曜日が7回ありますので、合計7つの作品をトーク作品として取り上げています。
本日は、おとついからはじまったベルリン展プログラムのラインナップをアップします。今回出品の作品は本当にどれも面白いものばかり。ですので、期間中全ての作品について、ひとつずつ楽しめるようなトークプログラムや講座を心がけました!。ここ最近ご無沙汰していたa-tashiです。

写真で、蓋をあけている8色のブロックタイプを購入。事務所に戻り、イラストが得意なkuoさんに紙と添えて差し出してみると、チョチョイと描き始めたのが下の絵。kuoさんの可愛いイラストに見入ってしまいそうですが、ここはクレヨンの宣伝。8色ですが、十分に楽しめている&綺麗な発色です。
一度、描き始めると乗りに乗ってしまったkuoさんは、さらにステンドグラス風の t さんを描いた絵もサラサラと描いてくれました。
この絵の具、蜜蝋に安全性の高い顔料を使用しているので、小さなお子さんにも安心して使えます。その上、簡単な描画技法の紹介もしてくれているご丁寧さです。クレヨンを熱で溶かし、描くこともできるようです。a-tashiは、今晩、布に描くのを試してみるつもりです。
Welche Szene?Was machen sie?(どこの場面だと思う?何をしていると思う?。)
『熈代勝覧』とは“輝ける御代のすばらしい大江戸の町の姿をどうぞご覧あれ”という意味で、今から200年前の江戸のメインストリート“日本橋通り”を行き交う1671名の人々の姿を丁寧に、実に活き活きと活写した絵巻物です。描かれた人々の様子が多彩であるため、いつまでも見ていて本当に飽きない作品なのですが、残念ながら作品の保存上、公開できる場面が制限されています。また、他の作品に比べてサイズが小さく、描かれている物も小さいため、複数の人数でひとつの作品を共有する対話型のプログラムにはちょっと難しい。しかし!この作品を「みる」楽しさをお客さんに伝えたい!『熈代勝覧』の世界をもっと楽しんでほしい! と、このような想いからとうとうこの展示は産まれることとなりました。さあ、それでは、どうなっているのかというと~・・・ まず、展示が設置されたテーブルの中央に何やらパズル片(全部で64枚あります!)がバラバラに置かれています。
手にとってみると、そこには日本橋通りを行き交う人々の一場面が・・・。そして何やら○で囲まれた部分があります。そうなのです。これは『熈代勝覧』の場面の一部分。そしてこれからみなさんにチャレンジしていただくのは、テーブルの上に全場面にわたって再現された『熈代勝覧』に登場する1671名の人々の、なんとも楽しげなその姿の中から、必ず!そのどこかに必ず!当てはまるこのパズルの場面をがんばって探してもらうこと、そして何をしている場面なのかよ~く考えてもらうことなのでした~!!
実はこのパズルのアイディア、京都造形芸術大学の学生のみなさんが大山崎美術館で企画したワークショップ「モネの睡蓮のパズル」と、先日伺ったベルリン展の前会場、山口県立美術館のボランティアスタッフのみなさんが展覧会のために企画された「子どものためのギャラリートーク」でのプログラムがその基となっています。(※そして今回愛媛での展覧会開催にあたり、山口県美のみなさんが、“参考になれば・・・”と開発されたプログラム用のキットを貸して下さいました。 次の写真のとおり、山口のものはちゃんと絵巻状に再現されていて、とても丁寧に作られています!すごいです!) 絵巻は実際にとても長~いので、会議室でその全部を広げてみました。
う~ん、ブラボー!!山口県美のみなさん、本当にありがとうございました!! そして、ぜひ!愛媛にお越しくださ~い!!!
さて、話を愛媛バージョンに戻します。先ほどお話したパズルの場面、無事に探し出すことが出来、何をしている場面なのか、う~むむむとしばし、自分で考えて考えて~いろいろ想像してみたその後は・・・。どうぞちょこっとパズル片の裏をひっくり返してみてください。そこにはその場面の楽しいお話が載っています。 と、このように『熈代勝覧』を楽しんでいただくためのこの展示、本日とてもうれしいことがありました。
・・・その初老の男性はしばらくパズルを楽しまれていたようでしたが、たまたま近くを通りかかった私yukinkoにうれしそうに話しかけて来られました。そして、こう言われたのです。「この絵巻に描かれた人たちは、みんなにこにこしていて楽しそうだねえ。とても平和な感じがするんだよ。武士の人もちっともえらそうにしていない。さっきからいろいろ探していたのだけれど、本当に誰一人としてえらそうにしている人がいないねえ」・・・yukinko、この言葉を聴いてちょっと泣きそうになりました。なぜならば、それはまさに『熈代勝覧』そのもの。作品を「みる」楽しさが伝わった!その瞬間でした。心から、本当に心から、うれしかったです。ありがとうございました。
take4です。
巡回共通の展覧会図録です。真っ黒い表紙、なかなかシブいですよね。タイトルロゴから、作品たちが透けて見えて綺麗です。コレクションの重厚さ、上品さがよく表現されていて、take4も気に入っています。
全出品作品の図版、解説、データはもちろん、アジア美術館のヴィリバルト・ファイト館長による論文、日本側で総合監修をいただいた学習院大学の小林忠教授による寄稿、それから各館担当者による小論文など、特に文章が充実しています。take4もいつになく真面目に(笑)、論文を書かせていただいております。この分量で2,500円!愛媛は最終会場なので、在庫が売切れ次第、販売終了となります。
次回からも、素敵なグッズをいろいろご紹介。八犬伝は「江戸」「犬」というキーワードでしたが、今回はストレートに「和」なものだけではありません。展覧会の趣旨である「ドイツ人が愛した日本」に対して、「ドイツの文化を知る、触れる」をコンセプトにしてみました。ミュージアムグッズで国際交流、素敵じゃありませんか!

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