愛媛県美術館のブログ

愛媛県美術館の日々の活動をちょっとずつ書き込んでいます。 美術館の事業準備状況、イベント報告、ある日の出来事などなど、美術館の活動を垣間見ていただけるように頑張ります。

2008年11月30日日曜日

「こしみずさんてすごいなぁ〜。」

お久しぶりのa-tashiです。
今日は、美術館の10歳の誕生日ということで、色んなイベントが目白押しでした。先ほどブログにあがっている「屏風の居場所リターンズ」、手作り品を扱うフリーマーケット「てしごと市」、名誉館長の講演会、そして、昨日のyukinkoさんのブログで紹介されていた「小清水先生の『みんなの作業台』ワークショップ」
そこで、今回は、ワークショップ「みんなの作業台」を紹介させていただきます!

昨日のyukinkoさんのブログでは、準備の最終段階の画像が紹介されていなかったので、まずは、ワークショップ開催前の朝の状態を! 

この自然木を利用した自由な脚をご覧ください! また、天板に植わっている蜜柑の木。愛媛(yukinkoさん自家製)の伊予柑もなっています!!!  スタッフ6人で、「みんなの作業台」の脚を1本づつ作りました。色んな作り方があることを提示しようと、小清水先生の指導のもと、様々な模様を付けました。素人も混ざってしまったため、ちょっと、がたつきがあるのもご愛敬?!

このみんなの作業台を、参加者に飾りつけてもらうのが本日のワークショップの課題の一つ。
南館のアトリエ2に集まっていただき、本日の長い(10時~16時)ワークショップの開催です。『みんなの作業台』に自分の飾りをつけていただくために、様々な木の中から好きな材を選び制作開始。思い思いの木を選び、みんなの作業台の上に置くものを作り始めました。
木っ端や沢山の種類の木を眺め、イメージが決まったら、先生に作り方を相談。木っ端に細い枝を電動ドリルであけた穴に突き刺したり、太い木を鑿で削りだしてみたりと様々な工夫が凝らされた飾りが徐々にできあがり、みんなの作業台の上に置いていきます。そしてできあがったのが、こちら!

如何でしょう?! このみんなの作業台は、この後、燻蒸(自然木を使っているので、殺虫します。)してから、新館のエントランスに展示しますので、乞うご期待です。 外が暗いのは、最後に撮影したからですが、お昼を目途にみんなの作業台の飾りを作成したら、次はみんな(参加者)の作業台の制作に取りかかります。3、4本の脚を選び、脚の長さ=作業台の高さを決めて、ほぞを作って天板に開けた穴に差込んで脚を取り付けます。
昨日、1本の脚の制作で3〜4時間かかった私たちは何をしていたのでしょう???。参加者の方たちは順調に作り続け、朝から夕方4時まで時間も忘れ、木に鑿を振るったり、のこぎりを入れて、自分の作業台の脚を作りました。そして、できあがった作業台です。
全てをご紹介したい程、素敵な作業台ができあがったのですが、ここでは選抜して、幾つかご紹介しましょう。 桜の枝やクヌギ?など、種類も太さも違う、枝のついた3本の木で、天板を支える作業台です。作業台の上には、来る途中で拾ってきたという葉っぱや木の実が置かれました。 こちらは、小学校1年生の男の子と小学校4年生のお姉ちゃん、そしてお母さんの3人で参加してくれた家族の作業台です。しっかりと安定した3本の脚は全て、小学一年生の男の子が作ってくれました。お姉ちゃんは、くねくねと曲がった木にブランコや滑り台を取り付けて楽しい空間を演出してくれました。

こちらも3本の脚で作られた作業台。手前はずっとアトリエの前で出番を待っていた前庭の楡?の木と後ろ脚と天板の上に活けられた百日紅(こちらはa-tashiの庭でいた木です。)を大胆に使って作られています。後ろ足から上の木も一本の木に見えるように工夫が凝らされています。(が、その方向からとった写真には作家が写っているので、こちらから・手前の紫色のテープが巻かれている細い枝は百日紅の枝がしっかり固定されるまでの補助木)

いかがでしょう? yukinkoさんとa-tashiの本日の口癖、「うらやましい!!こんな作業台、私たちも欲しい!!!」となったことも頷けるのでは?!

これも、自由な発想大歓迎。作り方は、私に聞いてくれたら、お教えしましょう!という頼もしい小清水先生の対応の成果でしょうか。本当に「自分の!作業台」ができあがりました! 長いワークショップで疲れているでしょうに、自分の体より重くなったであろう(太い脚が3~4本もついて見るからに重そうな)作業台を一生懸命抱えて帰って行く姿が、参加者の満足感を現していると思えてなりませんでした。

そして、先生の手助けを得た小学1年生の参加者がぼそり「こしみずさんてすごいなぁ〜」今日の全ては、この一言が物語っていたのではないでしょうか。

本番です!

今日は、毎年恒例の開館記念日。
館内では、終日、同時多発的にさまざまなイベントが行われています。
各々の結果については、順次アップされていくと思いますので、まずは私take4が、「屏風の居場所Returns!」から(準備の様子はこちら)。

普段はガラスケース越しに、蛍光灯のフラットな明かりでしか見ることのない屏風を、是非本来の環境で鑑賞してもらおうというこの企画。展示室内に畳を敷き、行灯(風ランプ)の明かりを用意しました。

今日は「アートの散歩道」展が観覧無料ということもあって、事前にご存知の上で来られた方、偶然通りかかられた方・・・多くのみなさまがご参加くださいました。


最初は、ベーシックな6曲1双の極彩色の花鳥図屏風から。屏風の成り立ち、構造、特質などを簡単に説明した後、実際に畳に上がっていただいて、まずは明かりなしの状態で鑑賞。

で、続いては、行灯ランプをSWITCH ON!
どうです?写真でも雰囲気が伝わるでしょうか。下から当てるほのかな黄色い明かりだと、ケース越しに見えるのとは全く金地の光り方が違います!参加者のみなさんからも「お~っ!」と一斉にどよめきが。

次は、琳派の「月に秋草図」。「月の部分(↑take4が指を指しているあたりの黒い部分)が今は酸化して黒ずんでいますが、当初は銀色に輝いていたはずなので、より美しく反射したのではないか・・・?」というのを想像をたくましくして見てもらっております。

最後は8曲1双という横長の山水図屏風。「画家は屏風の折れ目を計算して(=きちんと生かして)描いてます」というのを実感してもらおうと選んでみました。屏風の凸凹に沿って、岩肌が続く構図の絵なので、折れ方を均等にせずに、強弱をつけながら、置いてみると、さらに臨場感が・・・!
某ランドの「ジャングルクルーズ」さながらの(笑)take4の大げさなナレーションにより、バーチャル山水ツアーへ・・・。昔の人々のイマジネーションの素晴らしさを実感していただけたら、成功です。

4年ぶりの復活となった、この企画。重い屏風を運び、開きながらトーク・・・と結構ハードワークでしたが(今、かすかな腰痛を覚えながら書いています・・・)、熱心な参加者の方々ばかりで、非常に楽しかったです。ご参加、ありがとうございました!
今後も機会があれば、年に1回くらいの恒例企画にしようかな・・・?

2008年11月29日土曜日

きんにくつう~イタタ

 yukinkoです。昨日はボイラーマンでしたが今日は朝から、うってかわってカーペンター・・・ではなく、なんと木彫作家デビュー!を目指して、初ノミ!をふるいました。が、野望はわずか半日でついえました・・・。
 イメージどおりにものを作るということは、とても難しいということを思い知らされました。しかし、同時にそれが出来るということは本当にすごいことなのだということも、本当に改めて実感しました。 う~んまだまだ修行が足りません・・・。
 本日は、明日開催予定のワークショップ『小清水 漸「みんなの作業台」』の下準備を行うため、今朝早くに愛媛入りされた小清水 漸先生と助手の新道さん、ワークショップ担当のa-tashiさん、現代美術担当のj.bさんとともに南館中庭および、アトリエ2において終日、準備作業に奔走しました。
 まずは、先日のブログでもa-tashiさんから紹介のあった木材を作品づくりに適した形、長さになるよう成形していきます。
 小清水先生によって、丁寧に整えられた出身も名前もさまざな木材たち。ついでに手ざわりも重さも香りも違います! このあと、木材たちはどんどん変貌をとげ、・・・・・・実は本日夕方、とーっても素敵な作品に変身しました!さて、どんな風に変身したのかは明日までのお楽しみ!です。 それにしても、本日の初ノミ・ひさびさのノコギリ作業・・・、日頃の運動不足と本来、力をかけなくてもいいところまで、めいっぱいパワーオン!でがんばったため、もうすでに、腕がイタ・・・痛いです。あ、でも作業後すぐに痛みがでるということは・・・まだそんなに年とってナイ・・・まだまだイケる?ということでしょうか!?
 ワークショップ「みんなの作業台」は、いよいよ明日開催です!

秋深し

美術館のある堀之内(城山公園)も、木々が綺麗に色づいてきました。今はイチョウの鮮やかな黄金色が、秋の陽に照り映えています。



最近、屋内での作業等が続き、ヘロヘロになっていて、日中はまともに外に出ることもなかったtake4、今日の昼休みに久々に周りの風景を見わたせば、いつのまにやら秋深し・・・。そういや明日で11月も終わりじゃないかー!

嗚呼、切ない。でも、美しい自然に触れ、少し元気を取り戻しました。

もう少しすれば、松山城のお城山も赤く黄色く染まるでしょう。お散歩がてら、美術館へお越しください。

2008年11月28日金曜日

美術館も冬支度

 yukinkoです。本日は南館当番なので、朝から南館で仕事をしています。(※美術館は「新館」と「南館」の二つの建物がありますが、職員が毎日、当番で南館ふれあいアートセンターに詰めています)   そして、この時期!南館当番の朝一番の仕事ともいうべき冬の恒例行事?が本日から始まりました!それは・・・南館の『暖房入れ』です。(上の写真は暖房機器の本体です!)   この作業、ふだんは総務係のsさんにやっていただくことが多いのですが、sさん不在の時は、当番一人で乗り切らないといけません。毎年のこととはいえ、パソコンの操作でもその他電機機器の取り扱いでも大★胆かつ確実にこなしてしまうa-tashiさんと違い、気の小さい私yukinko、初回はちょっとびびります。では、いったい何をするのかといいますと・・・まずは、上の写真のおおき~い(重い~)、ガスの元栓レバーを「えいやっ」とひねる(開錠する)ところから作業は始まります。
 レバーを開錠すれば、すぐさまガスの「シュウウウウウッー」という大きな音が。・・・別に、音がしたからって何ともないのですがやはり機械類は苦手・・・思わず劇画チックな「ガス大爆発!!yukinko散る・・・(涙)」の新聞の見出しが一瞬、頭をよぎります(大袈裟)。
 そしてこの後は「こ、こわいよう~(泣)」と、やっぱりびくびく状態で、sさんがとてもわかりやすく説明してくれている取り扱い順序に従って、あっちのバルブを開け、こっちのボタンを押し、と暖房準備を整えていきます。
 と、このように毎年初回は、恐る恐る状態でのスタートですが2、3回とこなすと、毎朝の恒例行事としてなんなくサクサクと出来るようになってきます。
 ・・・このように、冷房準備の時と比べると、少しだけ手間のかかる暖房入れの作業ですが、美術館ではこれが始まると「ああ~今年も冬が来たんだなあ」と冬の到来をしみじみと実感するようになります。
 さて、今年の冬は寒くなりそうですね。みなさまも風邪などひかれませんように!

2008年11月27日木曜日

「屏風の居場所」の居場所

本日2度目のtake4です。

午前中にアナウンスしました、30日(日)の開館記念日イベント
その一つである「屏風の居場所Returns!」(11:00~/15:00~。各回先着20名)は、take4ほか学芸係で担当します。過去2回開催し、好評を博したこの企画。4年ぶりの復活となりました。

現在では、美術館・博物館のガラスケース越しで見る(あるいは、せいぜい結婚式での「金屏風」くらいでしょう)のが当然のこの屏風という形態ですが、本来は、実用本位の調度品でした。
そんな屏風を、本来の姿・環境で鑑賞しようというのがこの企画の目的です。

当日は、会場内に畳(薄縁)を敷き広げ、行灯(もちろん火気厳禁!ですから、行灯形ランプで代用)のほのかな明かりで、可能な限り、屏風本来の「居場所」を再現しようと思います。
ガラスケース越しではなく、作品を生鑑賞できるのも、スペシャルイベントならではです。

ベルリン展の撤収や、「アートの散歩道」の準備・展示で、なかなか準備が進んでいなかったのですが、今日ようやく、どの作品で行うのが良いか、いろいろ捜索しながら、品定めをしておりました。

                 こんなのとか。

                 こんなのとか。

なるべく、屏風のさまざまな魅力に触れていただくべく、画題や描法の異なるものを3点ほど選ぶ予定です。
屏風って、本当に奥が深いですよ~。

「アートの散歩道」開幕

本日より、企画展示室にて「開館10周年記念所蔵品展 アートの散歩道」が始まりました!
昨夜も遅くまで展示作業に追われながら・・・何とか間に合いました。

愛媛県美術館は1998年11月27日に開館しました。ゆえに、今日がまさに満10歳の誕生日。ハッピーバースデー!!

では、チラッとだけ、展示室を公開いたしましょう。


会場は4章構成。1万点を越える膨大なコレクションの中から、厳選した全83点を公開しています。
 第1章 江戸から明治へ(日本画)
 第2章 明治から大正、戦前まで(日本画・洋画)
 第3章 戦後から現代まで(現代美術を中心に)
 第4章 19-20世紀の西洋美術

2005年4月から1年半にわたって、朝日新聞愛媛版で「アートの散歩道」と題して、毎週1点ずつ、当館のコレクションを学芸員の持ち回りで紹介しました。今回の展示は、その時紹介された作品群を基本にして構成したものです。



普段はローテーションやテーマ上の制約から、年間で分散させて展示せざるを得ないことの多い所蔵品ですが、今回は惜しげもなく、一堂に会します。
常設展示室よりも天井が高く、広々した雰囲気のある企画展示室なので、心なしか作品たちもオスマシ気味?手前味噌ながら、一段と輝いて見えます。

観覧料は普段の常設展と同じです(一般300円。高大生200円。小中生、65歳以上の方、障害者の方、企画展チケットをお持ちの方は無料)ので、かなりお得です。

週末の30日(日)には、毎年恒例の開館記念日イベントを開催します(詳細はこちら)。
この日は、「アートの散歩道」でも紹介している本県宇和島市出身の現代作家、小清水漸さんのワークショップを中心に、一日イベントが目白押し。
企画展示室では、「屏風の居場所Returns!」(11:00~と15:00~の2回)と作品ガイドボランティアによるコレクショントーク(14:00~)がありますので、是非ご参加ください。

2008年11月25日火曜日

毎日朝にはラジオで・・・。

実は男鹿和雄展開催日11月22日から毎日南海放送AM1116にて展覧会に関する情報を提供しています。私はあまり話しをするのが得意ではないので、大々的にお知らせするのは気が進まないのですが、やはりそれでは意味がない、ですよね。私だけで担当しているわけではありませんし。
というわけでここでこっそり宣伝します。

放送スケジュールはこのようになっています。

月~木 8:50~8:55 モーニングおん!
金    8:50~8:55 アミーゴ
土    9:30~9:40 ラジオ本町1丁目1番地
日    8:50~8:55 とっておき!

2008年11月24日月曜日

All by myself

take4です。
約1週間ぶりのブログ登板ですが、ベルリン展も終わって、ほっと一息・・・という訳ではありません。

一昨日オープンした「男鹿和雄展」を追いかけるように、今週27日からは企画展示室で「開館10周年記念所蔵品展 アートの散歩道」が始まります。
昨日から、展示室ではその作業がスタート。昨日は終日、壁面の移動とケース類の設置。今日から3日間は作品の展示作業です。

満10歳のハッピーバースデーをお祝いする栄誉ある展示のはずではありますが・・・通常の常設展の年間予算の中でやりくりしないといけない!超緊縮財政の折、昨今、常設展の予算は全国どこの館も、減少著しいですが、当館とて事情は同じ。今日は、専門の作業員さんは入れずに、極力自分たちで出来ることはやってしまおう!というモットーの下、コツコツと進めます。

企画展示室は、普段所蔵品を展示している2階の常設展示室よりも、天井が高いため、結構な高所作業が避けられません・・・。脚立にまたがり、掛軸を掛けるboxyさんの図。


take4が屏風を並べていったあと、美しく見えるように、開き具合の間隔を一つ一つ測って調整してくれているa-tashiさんの図。

明日・明後日は、重たい西洋彫刻作品や巨大な額モノ作品があるので、さすがに作業員さん数名に補助に入ってもらいますが、学芸スタッフ総出で作業する予定です・・・。

愛媛県美10年の歩みを、じっくりと堪能していただける(に違いない)この展示、学芸員の文字通り「手作り」です。どうぞどうぞ、ご覧下さい。


2008年11月23日日曜日

未確認飛行物体現る?!

 yukinkoです。本日も午後2時から美術体験講座「美術館を葉っぱで飾ろう!」を実施していたところ 、参加していた子どもたちから「あれ、なにー?!」と声があがりました。思わず声が上がった方向を見上げると、なるほど不思議な物体が・・・。「へーなんだろうね。落下傘みたいだねー」と言いはしたものの、結局正体はわからず、未確認飛行物体は群れをなして空高く上っていきました・・・。 う~ん何だっんでしょう???・・・ナゾはつきませんが、さて本日も昨日同様楽しい葉っぱ観察のワークショップとなりました。
  自分のお気に入りの葉っぱを探した後、a-tashiさんから葉っぱ写しのルール!をしっかり聞いたら さあ、お待ちかねの「葉っぱ写し」が始まります。
               今日もステキな葉っぱでいっぱいになりました。
  美術館ではこういった講座・・・プログラムを年間12講座、普及係の学芸員を中心に行っています。プログラムの運営担当は毎回違っていて今回の担当はa-tashiさんでしたが、yukinko、a-tashiさんの行う、奇をてらわない自然なプログラムが毎回(※前回見たのは「なんちゃってミイラ」というプログラムでした)、とても好きです。同じ教育普及専門の学芸員として見習いたいところです。
 昨日、今日と参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました。また美術館でお会いしましょうねー!!

2008年11月22日土曜日

始まりました!

今日から「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」の幕開けとなりました。初日の今日は、イベント盛りだくさんで下記の「葉っぱで飾ろう!」の他に、10月4日に開催した男鹿さんとの写生大会の表彰式、そして「はなちゃんず」の皆さんによるスタジオジブリ楽曲のよし笛コンサートを開催いたしました。

初日から多くのお客様にお越しいただき、嬉しい限りです。会期は長いと思っていてもあっという間に終わってしまうものですから、ぜひぜひ皆さんお早めに。会期終盤はどうしても込み合ってしまいます。少しでも多くの方にゆっくりみていただきたいのです。

それから今回作品点数も約600点と非常に多く、通常の展覧会に比べてご覧いただくのに時間がかかります。余裕を持ってお早めに入場してくださいね。

突然ですが

 みなさん「落書き」はお好きですか?・・・って実は上の写真は落書きをしている場面ではありません。(笑) これは、れっきとした美術体験講座の風景です。美術館では本日午後2時から担当学芸員のa-tashiさんをリーダーに美術体験講座「葉っぱで飾ろう!」を開催しました。
 講座では、まず中庭に集合。事前の館内アナウンスにより「参加したい人は楠の木の見えるお庭に集まってくださ~い」と呼びかけたところ、あれよあれよという間になんと65名ものみなさんが集まってくれました!(ありがとうございました!) 講座ではa-tashiさんにより「まず、自分が気になる落ち葉を探して、しっかり観察しよう!」という呼びかけから始まりました。美術館のある、ここ愛媛は松山でも季節はもう冬!といった感じなのですが、みなさん楽しそうに、「小さな秋」を探されていました。
 そして「小さな秋」を見つけて、落ち葉をしっかり観察した後は美術館の広~い前庭へ移動・・・。そこで子どもたちを待っていたものは・・・。  ジャーン!!それは・・・なんと「落書き・・・」ではなく、「美術館のタイルにチョークで自分のお気に入りの葉っぱを描きましょう!」というa-tashiさんからのうれしい!提案でした。外の寒さもなんのその、みんな嬉々として「葉っぱ描き」が始まりました。        と、いうことでタイルには思い思いのステキな葉っぱが描かれていきました。
  おしまいは 、また中庭に戻って、今度は和紙を(それぞれの思う)葉っぱの形にちぎって、美術館を秋色に飾っていきました。美術体験講座「美術館を葉っぱで飾ろう!」は明日も午後2時から開催します。みなさんのご参加をお待ちしてま~す!

2008年11月20日木曜日

買ってきました!

ご無沙汰しておりますa-tashiです。
本日、miさんの協力を得て、美術館の公用車を動かしてもらい、今月末の当館開館記念日に開催される「小清水漸『みんなの作業台』」の天板を買いにホームセンターに行ってきました!


実は、2度目の買出しです。先週意気込んで、厚さ24mmと36mmの大きなシナベニヤを購入しようと公用車を出してもらいましたが、、、、行ってみてびっくり、松山では厚さ12mmまでしか通常置いていないと云われてしまい・・・。すごすごと帰ってきたのです。
小清水先生に再度確認して、急遽、赤松集成材で代用することになり、本日再度出発してきたのです。そして、しっかり、個々のサイズにもカットしてもらい、無事に帰ってくることができました!

『みんなの作業台」とは、宇和島市出身の小清水漸氏の「作業台シリーズ」にちなみ、大きな作業台と、参加者個々の作業台、合計11点を用意して、その作業台の上に自然木を加工して置いていこうとする小清水先生自らのワークショップです。(要予約ですので、美術館までお電話でお申し込みください! ℡932-0010)

自然木もいろんな人に声をかけ、身近なところで集めてきました。桜・栗・蜜柑・百日紅・松・楠と様々な木がアトリエ1の前庭に集められています。 (11月に入って、堀之内でも植栽の手入れをしていたので、少し分けてもらってきました。なので、美術館の木もあります!)


太い木は、作業台の脚になる予定。その他は、参加者のお考え次第。

芸術の秋! 木を削ったり、着色したり、麻糸を巻きつけたりと存分に、身近な素材『木』に触れて、自分の作業台を完成させませんか? 皆さんの参加をお待ちしています!

も、もしや、あのお方は・・・

  yukinkoです。昨日はお休みだったのでな~んにも知らなかったのですが、今朝、美術館に出勤して、エントランスホールを見てみると!!・・・思いっきり瞳孔が開いてしまいました。あの丸みのある背中、包容力満点のお腹の持ち主、そ、そこにいるのは、も、もしや・・・  やっぱり、あのお方でした!(喜)。思わず駆け寄ってしまったyukinko、「 や~ん、一緒に手をつなぎたいいい~」と触れようとしたその瞬間!・・・男鹿展担当学芸員のj.bさんからダメ出しがでました。「yukinkoさん!ト●ロと手をつないではいけません!!」。
 そうなのです(涙)。男鹿展開催中、美術館エントランスホールでみなさんをお出迎えするこのお方には、決して決して触れられないのでした(あああ片思い・号泣)。でも! 笑顔も爽やかなこのお方、遠くからそっと眺めるプラトニックな存在では決して決してありません。会期中は、なんとみなさんと記念写真に入ってくれます(嬉)。
 と、いうわけで「男鹿和雄展」もうすぐ、開幕いたしま~す!

2008年11月19日水曜日

準備作業9日目終了・・・。

ベルリンの作品たちと一時のお別れをしてしまった本日ですが、いよいよ始まる男鹿展は、明日20日で展示最終日(予定)となりました。明日には男鹿さんも会場入りされることになっています。会場内もほぼ、ほぼ、準備が整いつつありますが、まだまだ調整するところがたくさんあります・・・。今回の展示チームは、スタジオジブリの皆さんを含め全員で30名以上。それぞれの立場でのプロフェッショナルの集団です。さらに展覧会全体で考えると、本当にたくさんの人が関わることに。これから充実した展覧会月間が始まります。

2008年11月18日火曜日

Tschues !

Tschues !(チュース。正しくはuはウムラウトですが、このブログでは表記できないので)とはドイツ語で「バイバイ、じゃあね」という意味です。 “Auf Wiedersehen(アウフ・ヴィーダーゼーエン)”という語もありますが、ちょっとかしこまった感じもするので・・・お別れは爽やかにいきましょう!

昨日・今日とベルリン展は、点検・梱包作業。愛媛は最終会場なので、しっかりと点検して、送り出さねばなりません。
そして今しがた、作品たちは、トラックに積み込まれ、故郷へと旅立っていきました。
またいつか必ず再会に行きます・・・と、涙を隠して(笑)お見送り。

take4、屏風点検中。後ろに立っておられるのがアジア美術館のギーシェさん(「Depot Manager」=収蔵庫管理係?という役職の方)です。

今回は、美人画にどっぷりハマッたyukinkoさんも、しばし最後の対面。何思う・・・?



そして、いよいよ積み込み、いざ出発!
さよーならー、これからもドイツで元気に暮らすんだよー。

今回の展覧会を監修いただいた学習院大学の小林忠先生は、在外の日本美術品たちを「可憐な外交官」と名付けておられます。
明治以降、惜しくも流出してしまった多くの日本の美術品。しかしそれらは、現在までしばしば各国で展覧され、たくさんの人々の目に触れることで、結果的に日本への理解・関心・愛情を生んでいるという事実を考えれば、私たちはむしろ誇りに思うべきだと思うのです。
ベルリン国立アジア美術館のスタッフのみなさんも、心から日本美術を愛する方々ばかりです。
私たちも、かの地で暮らす美術品たちのことを時々思い出しましょう。「美がむすぶ絆」が未来永劫に続いていくことを願って。

2008年11月17日月曜日

上も下も・・・

ベルリン展の撤去作業がベルリンチームにより1階で行われ、既に11日から準備が始まっている、男鹿和雄展の作業も2階で・・・。大忙しです。男鹿展では、いつもと全く雰囲気が違う展示室に改造されつつありますので、見てのお楽しみに。迷路状なのと、2階なのでものを取りに上がったり下がったりして、いつも以上に歩き疲れます・・・。皆さんも足腰を鍛えて男鹿展に臨んでくださいね。

なお、明日から男鹿展のオープン22日までは、展示室は全て準備のために閉鎖されていますのでご了承ください。27日からオープンの「開館10周年記念所蔵品展 アートの散歩道」もぜひぜひ企画展のチケットでご覧ください!(過去の企画展の所蔵品展半券でもご覧いただけます。)

2008年11月16日日曜日

ありがとう、さようなら


つい先ほど、ベルリン展は閉幕いたしました(涙)。
昨夜の段階では、今日は雨との予報でしたが、何とかお天気ももってくれました。
今日は、会期中最多の1200人もの方々がご来館くださいました!
写真の通り、展示室は人・人・人・・・。でもみなさん熱心に見入ってくださっているので、比較的静かです。


約7ヶ月間、日本へ一時帰国した名品たちは、再びドイツの「我が家」へと帰っていきます。
会いに来ていただいた皆様(愛媛以外の各会場でご覧いただいた皆様も!)、本当にありがとうございました。
これらの美術品が、これからさらに100年、いやそれ以上にわたって、ドイツの地で守り続けられていくことを、願っていただければ幸いです。
機会がございましたら、ぜひベルリンへ行ってみてください!とても素敵な街です。

さて、明日からは撤去作業です。お別れのレポートは、また改めて。

《ヴィルヘルム・ゾルフの肖像》

 「この人、なんだかウチの会長サンに似てる。こんな感じの人いるよねえ」「 いるいる!」(50代くらいの女性二人連れ)「なんだか偉そうな感じがするなあ」「そう?私は優しそうにみえるけど」(30代くらいの男性と女性二人連れ)「この人、外国人?でも何か親近感あるね」「でも、どこから?あ!これ浮世絵だって!」(20代くらいの女性二人連れ) 「どこか遠くを見ているような、でも何か“絵”をじっと見ているようなそんな感じもしますねえ(60代くらいの女性)
 ・・・ベルリン展会場中、来館者のみなさんからどこか親しみのこもった会話がよく交わされていたこの作品は、大正~昭和にかけて活躍した版画家・名取春仙(なとり しゅんせん) の《ヴィルヘルム・ゾルフの肖像》といいます。今回のベルリン展の本当のタイトルは『美がむすぶ絆』。これはドイツと日本を結ぶ絆、数奇な運命を経て再びベルリン国立アジア美術館に返ってきた作品どうしの絆、そして展覧会会場でこれらの作品と出逢った来館者の方々との大切な絆を表しています。そして、本作品に描かれたヴィルヘルム・ゾルフはその絆の大切な立役者のひとりです。
 ヴィルヘルム・ゾルフ(1862-1936)は、大正9(1920)年から昭和3(1928)年まで駐日ドイツ大使を務めた人物で、本国のドイツでは外務大臣を務めた経歴を持つ大物政治家です。ゾルフはまた、その一方で東洋言語学者としての顔も持っていて、日本とドイツの間の文化交流にもとても情熱を注いでいました。冒頭で来館者の方も話されていた、作品中のゾルフの視線の先には、もしかしたら彼の愛した日本の美術作品の姿があるのかもしれませんね。
 本作品はゾルフがドイツへ帰国する直前のものといわれています。自分が愛した日本美術の浮世絵のモチーフに自分自身がなったことについて、おそらく大いに喜んだことでしょう。
 今回、この《ヴィルヘルム・ゾルフの肖像》は担当者take4さんの展示構成により展覧会会場の作品中、一番最後を務める作品として展示されていて、本展覧会テーマをとてもよく象徴していた素晴らしい作品でした。 (下の写真は、最後の場所にあったんですよという意味のものです。yukinko、お別れの時にメソメソするのはあまり性には合わないのですが・・・、担当者からの切なる願いによりこの写真と相成りました(笑))

 さて、ベルリン展は本日を持って閉幕となります。美術館ではすでにドイツから到着されているベルリン国立アジア美術館のクーリエの方々とともに、明日から、いよいよ作品の点検・撤去作業がはじまります!

2008年11月15日土曜日

メランコリックな夜

take4です。
ベルリン展、いよいよ明日は最終日。
今日一日の入場者数は会期中最高記録でした。おそらく明日はさらに更新してメデタシメデタシとなる(はず)と思います。

そういえば、会場(展示の様子)の記録写真をまだ撮っていないことに気づき、今日の閉館後、一人で再度展示室へ・・・。

昼間の喧騒が幻のように、しんと静まり返った会場内。
作品たちに別れを告げる前に、今一度じっくり対面(撤去作業中はそんな余裕はありませんので)。そしてカメラのシャッターを切りながら、毎度の事ながら、おのずとほんの少しだけ感傷的な気分になってしまいました。


無人の会場で、take4がしみじみと物思うのは、会期中に2度あります。
1度目は、オープン直前、展示作業が終わったばかりの時。疲労感と心地よい緊張感と不安と期待と・・・。
そして2度目は終わる時。達成感と反省と後悔と未練と(マイナス要因のほうが多い・・・という訳でもありませんが)。

明日はあいにくの雨模様のようですが、無事に閉幕できますように・・・。

2008年11月14日金曜日

カウントダウン!

ベルリン展も、残すところ今日を入れてあと3日。
いよいよエンディングが近づいてまいりました。寂しいですね・・・。

今日も午前中から、大勢のお客さんが熱心にご覧になられています。


ショップも大盛況!図録も先日、完売してしまいました。申し訳ありません・・・ m(_ _)m

その代わり、以前ご紹介した「熈代勝覧」の本をはじめ、関連書籍を充実させております。ご鑑賞後は、どうぞショッピングもお楽しみください!

2008年11月13日木曜日

一重(ひとえ)はお好き?

 ・・・最近、「美人」の勉強に余念がないyukinkoです。さて、先日のtake4さんのレポートにもありましたが、「美人画」を使ってギャラリートークをしていると、特に男性のお客さんから多く受ける質問があります。  それは、「なんで、みんな一重(ひとえ)瞼なの?ワシ、もっと、くりっとした目が好みなんだけど」(50代男性)「みんな一重でなんだか俺、萌えないッス」(20代男性)「やっぱり、目はぱっちりがいいですねえ~。あ、首は細めが好みです」(40代男性)・・・というもの。
 みなさん意識されているのか、どうなのかはわかりませんが、ごくごく自然~にご自分の“女性観”を語ってくださいます。まあ、現在は自分の目を2倍~4倍強くらいに魅せる!ことが主流になっているらしいので、(全ての男性がそうだとは思いませんが)「目が大きい方が好みですっ」という方が多いのも頷ける気がします。しかし江戸時代はその真逆・・・一重が美人の条件だったんです!といったらどうでしょうか。  江戸時代後期から大正時代まで何度も版を重ねたロングセラー本に『都風俗化粧伝(みやこふうぞくけわいでん)』という総合美容読本があるのですが、この中を読み進めていくと、“目の大なるをほそく見する伝”という項目が出てきます。(目を“細く”するんですよ!)
 そこにはこう書かれています・(以下抜粋)『目は面上の中央にありて、面上の格好を引き立てる第一のものなれば、りんとつよきがよし』・・・なるほど、今も昔も“眼力”は大事ということでしょうか。りんとつよい・・・素敵な表現です。 そしてこう続きます。 『然れども、あまり大き過ぎたるは見苦し。』・・・見苦し?!大き過ぎたるは見苦しい~??????!! う~ん、どうやら江戸時代は大きい目はあまり魅力的ではないようです。  この後は、いかに目を小さく見せるかについての化粧方法や『目は目八分とて、すこし下を見るこころもちにすべし』等々、これまた目を小さく見せるための視線の向け方などがこと細かに指南されています。また、当時でも関西(上方)と関東(江戸)とでは化粧の流行も違っていたらしく、そういうことをひとつひとつ調べていったり(本当にきりがないのですが)また、その他にも作品に描かれていることを出来るだけ丁寧に「み」ていくと、その度に、初めてその作品をみた時よりも、どんどん見方が変化していく・・・(広がっていくような、深いところへそっと一歩ずつ降りていくようなとても不思議な感じです)それが毎回、本当に面白いです。でも、ついわかった気になってエラソーにしていると、ある日しっぺ返しをくらったりもしますが(笑)
 ベルリン展はいよいよ16日が千秋楽です。みなさまどうぞお見逃しのありませんように。お待ちしてま~す。
 
 
 

2008年11月12日水曜日

もうすぐクリスマス


ベルリン展もあと数日で終了です。名残惜しいですね。

関連グッズのショップも11月16日で終わりです。というわけで、ショッピングに余念の無いBoxyから、今回のおすすめはクリスマスグッズ!丁寧に作られた木製のオーナメントや蜜蝋のキャンドルなど、素敵なものがいろいろあります。特別価格の商品もあるのでお見逃しなく。


ちなみに、Boxyは木製のキャンドル立てとキャンドルのセットを購入。一足先にクリスマス気分を楽しんでおります。

2008年11月10日月曜日

休館日ですが・・・

ご周知のとおり、日本の美術館・博物館は、大抵月曜日が休館日です。
でも、完全なる「お休み状態」という訳ではありません。

展示替え作業、あるいはエレベータや空調等の機器・施設のメンテナンスetc...
これらは、普段の開館日、すなわちお客さんがいる状況では当然出来ませんので、休館日に実施します。
たまに「無休」の館というのが存在しますが、その場合、こうした作業は夜間に行っているんでしょうね・・・大変だ。

今日も、館内では何やら動きが。
南館では、昨日まで開催されていた秋季県展の片付け・搬出作業が行われていますが、同時に新館のほうでは、常設展示(所蔵品展)の撤去作業がありました。

今月22日から始まる次回企画展「男鹿和雄展」は、1階の企画展示室ではなく、普段は所蔵品展を行っている、2階の常設展示フロアーが会場になります。
その準備がいよいよ明日から始まるので、それに備え、所蔵品たちは収蔵庫へ・・・。お疲れさまでした、しばしゆっくりとお休みください。



特集展示「緑の中へ」で展示していた、小清水漸の大きな立体作品(一番上の写真に写っている傘型の4点組作品)もこのように解体されていきます。大きく重たい作品なので、段取り良くかつ慎重に作業を進めます。


という訳で、丸1日がかりで空っぽになりました・・・。

明日からしばらく所蔵品展はお休みです。ごめんなさい。                             16日(日)まではベルリン展のみ開催しています。その後、企画展示室では、27日(木)からは開館10周年記念の所蔵品展「アートの散歩道」を開催します。通常の常設展示の料金でご覧いただけます。ぜひ「男鹿和雄展」と併せてどうぞ(企画展をご覧の場合は、常設展は無料です)!

2008年11月9日日曜日

take4's cafe ★


前回のboxy's cafeに続いて、今日はtake4がロンネフェルトの茶葉をご紹介。
一番人気でもある、この「アイリッシュモルト」。
アッサムティーに、アイリッシュウイスキーのアロマとカカオの実をブレンドしたもの。チョコレートのような、やさしく甘い香りが魅力です。ミルクとの相性が抜群に良いので、これからの季節、やはりミルクティーでいただくのが一番とのこと(紅茶素人のtake4なので、とりあえず棒読み解説・・・)。

ちなみにミュージアムショップのスタッフさんは、この茶葉を入れたシフォンケーキを作られたそうです。うーん、オシャレ。贅沢。そして妄想しただけで美味しそう・・・。
しっかり伝わるレポートをするには・・・やはり飲んでみないと。で、早速、入れてみました。

boxyさんに敷布とお盆を借りて、むさ苦しいデスク上がオサレカフェに早変わり(笑)。
確かに、まったりとした甘い香りに包まれています。

優雅などとは全く縁遠い生活をしているtake4、震える手でいただいてみると・・・おおっ、美味しい!
この冬は、家でロイヤルミルクティーでも作ってみようかなと思いました。
昨日・今日と松山も、急に寒くなりました。
そんな季節にぴったりのロンネフェルト紅茶。会期中(16日まで)、ショップで好評販売中です。

2008年11月8日土曜日

てしごと市、本格始動

当館10歳の誕生日11月30日(日)の開館記念事業の一つ「てしごと市」の出店者の方々にお集まりいただき、打ち合わせ会を行っている写真です。(後で写真を上げます。すみません)


「てしごと市」とは、手づくりをされている方たちによるフリーマーケットやワークショップを開催してもらおう!というものです。今回、布モノが多そうですが、染めや織り、裁縫をされる方たちの力作、木工製品、陶芸など多岐にわたる上に、ワークショップを実施したいと名乗りを上げてくれた店舗も! ピンホールカメラ(針穴写真)や、銅板での折り紙体験、更紗染め、書など様々な体験もできそうです!!!!


今回は、雨天時に館内(新館エントランス)になるため、最大出店数を25店と心積もりをしながら、20店舗の募集をかけたところ、多くの方が申し込みをしてくれました。応募者数39店舗! 厳正なる抽選により25店舗に絞込み、当選された方たちに本日集まりいただき、初の顔合わせ&打ち合わせをさせていただきました。美術館ということで、お約束事(館内飲食禁止・動植物の持ち込み禁止・・・)、駐車場が万度にないというのも当館の悲しい現実。出店の方たちにも皆さんにご無理をお願いしないと実現できません。


で、今回、出店者に事前に集まってもらい、打ち合わせ会をさせていただきました。当日の受付場所、車の移動経路、出店に際しての注意事項などなど。みなさんの顔を見て、安心した一日でもありました。


今回、出店費がかからない代わりに、DMを作り、出店者の方にも広報をしてもらおうとしています。出店者の方に各50部をお買い上げいただきました。これから、このハガキをどこかで見かけることもあるかもしれません。ぜひ!「あぁ~!」とお声を出していただき、「行くつもり!」と口ずさんでくださいませ。


ハガキを目にされず、当日を迎えた方も、是非、11月30日は美術館に足をお運びくださいませ。きっと楽しいひとときをお過ごしいただけると思います!! 出店者一同お待ちしています!


2008年11月7日金曜日

tiny memories

take4です。
ベルリン展も、残り1週間余りとなりました。
11月に入ってから、お客様も一段と増えてきました。平日の夕方は、比較的ゆったりご覧いただけますので、狙い目ですよ。

さて、会期ももう終盤。ブログ用の手持ちネタはまだあれど、なかなかオチまで用意できず(笑)、筆がはかどりません・・・。
ということで今日は箸休め。ナ●トス●ープっぽい小ネタ集でご容赦ください。

皆さん、ドイツというとどういうイメージですか?
デザイン?エコ?ビール?ソーセージ?車?いろいろ挙げられますが。

take4が、この展覧会の準備でベルリンへ赴いたのは昨年の4月。
滞在3日、うち丸2日はひたすら調査という激烈スケジュールの中、ドイツらしさを実感できたのはごくわずか。小ネタを求めて、思い出のデジカメデータを開いてみれば・・・記憶とともによみがえるのは。

帰国前夜に食べた盛り合わせショット!
カリーヴルスト(カレー風味のソーセージ)、ロールキャベツ、ザワークラウト(キャベツの漬物)、アイスバイン(塩漬け豚の煮込み)、ハンバーグ、ジャガイモのソテーetc...これでもかというモリモリのお得感(これで2人前です)。

どうやら観光客向けメニューだったらしく、周りにいたドイツの人たちに苦笑されました(^^;)。もちろんビールとともに美味しかったですよ(ドイツビールはシロップを入れたカクテルみたいなのもあって、バリエーション豊富です)。

そうそう、アジア美術館のレストランで、ランチにいただいたシュニッツェル(子牛のカツレツ)も旨かったなぁ・・・(お肉の下には、旬のホワイトアスパラのソテー(缶詰じゃないですよ!)がたっぷり)。
仕事以外で、鮮烈に記憶に残っているのはやはり食べ物ですね。旅の醍醐味。

あ、こんなのも出てきました。思わず撮ったんでしょうね。


こんなところにもデザインセンスが。路上駐車もご覧の通り。整然と美しいっ!!その間をビュンビュン走り抜けるドイツ車がまたイカすのでした。

2008年11月4日火曜日

何の準備でしょう。


休館日の本日、近づきつつある男鹿和雄展の下準備が行われました。今回の展示では、「となりのトトロ」などの作品ごとに細かく部屋を区切り、コーナーによって暗くしたいところと明るくしたいところがあります。そこで、天井から漏れる光を遮るために、穴をぴったり埋めなければなりません。ところが会場となる当館の2階天井は「かまぼこ型」なので、型を取るにも四苦八苦・・・。何回も微調整しなければいけませんでした。今回は男鹿さんはもちろんのことですが、こうした展示の細部にいたるまで多くの職人さんたちの技が生かされています。出来上がりが楽しみです。

2008年11月2日日曜日

ベルリングッズ⑥

2週間ぶりのグッズ紹介です。
今回のグッズのテーマの一つは「ドイツ(の文化)を知る」。ドイツの地で大切に守り続けられてきた日本美術に触れたあとは、私たちもドイツの素敵な文化に親しんでみましょう!というコンセプトです。
すでに蜜蝋クレヨン紅茶色鉛筆・・・とご紹介しましたが、今日はコレ!

ドイツは木製のおもちゃで有名ですが、そんな中で、take4の一押しがこの人形。左手に持った斧の上に小鳥が留まり、薪を背負った男性。足元にはスーパーマ〇オのようなキノコと小さな杉(樅?)の木(クリスマスツリーってことですかね?)。高さ10センチほどの、何とも愛らしいお姿。ただし、単なる木のお人形さんじゃないんです。

胴体と脚とが分割される構造。で、中にコーン型のお香を置き、火をつけて、再び胴体をかぶせると・・・

パイプをくわえた口から、煙が・・・!
これ、「煙出し人形」というドイツの伝統的な玩具なんです。19世紀初頭にクリスマス飾りとして生まれたものらしいです。ユーモラスで、温かみがありますね。

チェコとの国境に近いザイフェン。「くるみ割り人形」でも有名な、かつてスズ鉱山で栄えたこの街が、木のおもちゃ発祥の地なんだそうです。鉱夫たちがもともと子どもたちのために作っていた人形を、鉱山が廃れたのち、生活のため外へ向けて売ったのが始まりだとか。


この煙出し人形、ショップには、7種類ほど置いています。職業もコスチュームも持ち物もいろいろ。


さらに、これからのクリスマスシーズンに向けて、スノーマン、サンタ、天使などの可愛いオーナメントもたくさん取り揃えていますので、是非!
どれもこれも素朴で、可愛いので、全部欲しくなってしまいます・・・。

2008年11月1日土曜日

美術館は楽しい!

昨日、内子小学校から対話型鑑賞と創作体験を1時間ずつ行いたいとの依頼があり、普及係が対応していました。総数60名ほどなのですが、美術館の創作スペースに限りがあるので、4グループに分かれてもらい、1グループが美術館鑑賞を「対話型」でガイドボランティアさんとyukinkoさんが対応。もう1グループはアトリエ2で「フォトグラム(写真の一技法)」を体験するのをmiさんとa-tashiが対応。あとの2グループは、県庁を見学という松山満喫スケジュールで来てくれました。

フォトグラムとは、印画紙(光に反応する液を塗っている紙)にペンやリボン、ボタンなどをのせて、上から光を当ててから現像すると上に置いた形が写っている!というもの。最初、miさんが手順を説明しまいた。
アクリル板の上に、洗濯ばさみやボタン、クリップ、リボン、ペンなど半透明の物を印画紙のサイズに色々と置いていきます。アルファベットのマカロニや曲がった針金などで、イニシャルなどを書き込む子や、顔に見立てる子なども居て、一生懸命考えて置いていました。
この後、暗室(赤い光の部屋)に順番に少人数ずつ入ってもらうと、小学4年生には『怖い!』部屋だったようで、赤は血の色~!と云いながら、みんな騒ぎながらも、いつもと違った顔色の友達を見て楽しんでいました。で、先ほど色々なものを置いて準備した上から光を当て、真っ白な印画紙を現像液・停止液・定着液に順番に入れていき写真を現像しました。

怖いぃ~と叫んでいたにも関わらず、外に出てきた子どもたちは、楽しい!!!、もっとやりたぁ~い!!と云ってもらいましたが、時間の関係で残念ながら、1枚だけの活動となりました。ごめんね。

対話型鑑賞の後、自由見学のときに、「第4回講座&アトリエ展」にも見学に来てくれて、『紙であそぼ』『なんちゃってミイラ』にも進んで参加してくれました!

松ぼっくり大変身

 yukinkoです。本日から11月ですが、美術館ではひと足お先に!ということで午後2時から南館アトリエ2で美術体験講座「クリスマス飾りを作ろう!」を開催しました。本日の担当はハンドルネーム「魔王」・・・のk係長。数日前から講座の仕込みに奔走されていました。さて、本番はどうだったのかというと・・・
 なんと、今回のクリスマス飾りのもとは、松ぼっくり!それもふだん見かけるのと違っておおきい~~~!!!!!もちろん普通サイズのものも準備されていましたが、この超!デカサイズの松ぼっくりを子どもたちが見逃すはずがありません。ですので、講座は最初からやる気まんまん!状態でスタートしました(みなさん無言で、もくもくと作業されていたのですが「目」が違っていました~。「真剣!」でした。) それぞれ選んだ松ぼっくりには思い思いに好みの色を付けていきます・・・。もみの木のツリーは緑色が定番ですが、ここは美術館!賑やかな色でいっぱいの楽しいツリーも出来上がっていました。   雪の色をつけたり、星の色をつけたり、参加者のみなさんそれぞれにとてもステキなクリスマス飾りが出来上がっていました。この美術体験講座「クリスマス飾りを作ろう」は次回、12月7日(日)にも開催されます。松ぼっくりのかわいいクリスマスツリー。みなさんもどうぞ作りにきてください♪

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