「こしみずさんてすごいなぁ〜。」
今日は、美術館の10歳の誕生日ということで、色んなイベントが目白押しでした。先ほどブログにあがっている「屏風の居場所リターンズ」、手作り品を扱うフリーマーケット「てしごと市」、名誉館長の講演会、そして、昨日のyukinkoさんのブログで紹介されていた「小清水先生の『みんなの作業台』ワークショップ」
そこで、今回は、ワークショップ「みんなの作業台」を紹介させていただきます!
昨日のyukinkoさんのブログでは、準備の最終段階の画像が紹介されていなかったので、まずは、ワークショップ開催前の朝の状態を!
この自然木を利用した自由な脚をご覧ください! また、天板に植わっている蜜柑の木。愛媛(yukinkoさん自家製)の伊予柑もなっています!!! スタッフ6人で、「みんなの作業台」の脚を1本づつ作りました。色んな作り方があることを提示しようと、小清水先生の指導のもと、様々な模様を付けました。素人も混ざってしまったため、ちょっと、がたつきがあるのもご愛敬?!
このみんなの作業台を、参加者に飾りつけてもらうのが本日のワークショップの課題の一つ。
南館のアトリエ2に集まっていただき、本日の長い(10時~16時)ワークショップの開催です。『みんなの作業台』に自分の飾りをつけていただくために、様々な木の中から好きな材を選び制作開始。思い思いの木を選び、みんなの作業台の上に置くものを作り始めました。
木っ端や沢山の種類の木を眺め、イメージが決まったら、先生に作り方を相談。木っ端に細い枝を電動ドリルであけた穴に突き刺したり、太い木を鑿で削りだしてみたりと様々な工夫が凝らされた飾りが徐々にできあがり、みんなの作業台の上に置いていきます。そしてできあがったのが、こちら!
如何でしょう?! このみんなの作業台は、この後、燻蒸(自然木を使っているので、殺虫します。)してから、新館のエントランスに展示しますので、乞うご期待です。 外が暗いのは、最後に撮影したからですが、お昼を目途にみんなの作業台の飾りを作成したら、次はみんな(参加者)の作業台の制作に取りかかります。3、4本の脚を選び、脚の長さ=作業台の高さを決めて、ほぞを作って天板に開けた穴に差込んで脚を取り付けます。
昨日、1本の脚の制作で3〜4時間かかった私たちは何をしていたのでしょう???。参加者の方たちは順調に作り続け、朝から夕方4時まで時間も忘れ、木に鑿を振るったり、のこぎりを入れて、自分の作業台の脚を作りました。そして、できあがった作業台です。
全てをご紹介したい程、素敵な作業台ができあがったのですが、ここでは選抜して、幾つかご紹介しましょう。
桜の枝やクヌギ?など、種類も太さも違う、枝のついた3本の木で、天板を支える作業台です。作業台の上には、来る途中で拾ってきたという葉っぱや木の実が置かれました。
こちらは、小学校1年生の男の子と小学校4年生のお姉ちゃん、そしてお母さんの3人で参加してくれた家族の作業台です。しっかりと安定した3本の脚は全て、小学一年生の男の子が作ってくれました。お姉ちゃんは、くねくねと曲がった木にブランコや滑り台を取り付けて楽しい空間を演出してくれました。


それは、「なんで、みんな一重(ひとえ)瞼なの?ワシ、もっと、くりっとした目が好みなんだけど」(50代男性)「みんな一重でなんだか俺、萌えないッス」(20代男性)「やっぱり、目はぱっちりがいいですねえ~。あ、首は細めが好みです」(40代男性)・・・というもの。
江戸時代後期から大正時代まで何度も版を重ねたロングセラー本に『都風俗化粧伝(みやこふうぞくけわいでん)』という総合美容読本があるのですが、この中を読み進めていくと、“目の大なるをほそく見する伝”という項目が出てきます。(目を“細く”するんですよ!)
そこにはこう書かれています・(以下抜粋)『目は面上の中央にありて、面上の格好を引き立てる第一のものなれば、りんとつよきがよし』・・・なるほど、今も昔も“眼力”は大事ということでしょうか。りんとつよい・・・素敵な表現です。
そしてこう続きます。 『然れども、あまり大き過ぎたるは見苦し。』・・・見苦し?!大き過ぎたるは見苦しい~??????!! う~ん、どうやら江戸時代は大きい目はあまり魅力的ではないようです。
この後は、いかに目を小さく見せるかについての化粧方法や『目は目八分とて、すこし下を見るこころもちにすべし』等々、これまた目を小さく見せるための視線の向け方などがこと細かに指南されています。また、当時でも関西(上方)と関東(江戸)とでは化粧の流行も違っていたらしく、そういうことをひとつひとつ調べていったり(本当にきりがないのですが)また、その他にも作品に描かれていることを出来るだけ丁寧に「み」ていくと、その度に、初めてその作品をみた時よりも、どんどん見方が変化していく・・・(広がっていくような、深いところへそっと一歩ずつ降りていくようなとても不思議な感じです)それが毎回、本当に面白いです。でも、ついわかった気になってエラソーにしていると、ある日しっぺ返しをくらったりもしますが(笑)
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