愛媛県美術館のブログ

愛媛県美術館の日々の活動をちょっとずつ書き込んでいます。 美術館の事業準備状況、イベント報告、ある日の出来事などなど、美術館の活動を垣間見ていただけるように頑張ります。

2009年4月30日木曜日

なりきり良寛さん


昨日、「良寛墨宝展」にあわせて、筆を手に墨で書くことを楽しむ講座「なりきり良寛さん」を実施しました。

まずは、墨をするところから始め、墨の匂いをかぎながら、気持ちをリラックス。
筆ならしで、クラフト紙に一筆でどこまで長い線が書けるか試したり、持ち方を変えてみたりしながら、自由に筆を動かしました。
その後、良寛の書にある「四十七音字」「愛語」を自分なりの書体で書きました。

初めて墨や筆に触れる小さな子どもから、何十年ぶりの墨の匂いと筆の感触を懐かしむ大人まで幅広い層の参加がありましたが、年齢に問わず、みなさん純粋に筆を動かすことに夢中になっていました。
それぞれ書かれたものは墨のにじみや文字の形や大きさ、バランスのとり方などの違いがあり、どの作品を見ても良寛に劣らない、その人にしか出せない味わいがありました。
特に子どもの斬新さには脱帽!大人には、いい刺激になりました。

余談ですが、一般の方に紛れて(?)、良寛展担当のtake4さんもしっかり参加。良寛がのりうつったかのように黙々と筆を動かし続けていました。

このブログを読んで、筆をとってきたくなった方がいるのではないでしょうか。
「なりきり良寛さん」は5月10日(日)13:30から第2弾を実施します。
一緒に楽しい書の時間を過ごしましょう。
                       ご満悦のtake4さん→

2009年4月29日水曜日

至福のひと時を

薔薇の香りで・・・。

良寛さんの2階では、書のグッズが勢ぞろいしていますが、1階ではショップにも薔薇の世界が広がっています。図録(2,500円)はルドゥーテによる『バラ図譜』の169種が全て掲載され、大変人気がありますし、絵はがきやクリアファイルなども種類が豊富で大好評です。






こうした素敵なグッズの中から特別にご紹介するのはやはり、薔薇の香りが体験できる、石鹸(左)にボティーソープ、シャンプーとトリートメント(中央、左から順)、そして入浴剤(右)です!

これらを作ったのは、蓼科で薔薇を栽培し、研究している豊後小夜子さん。私も早速体験してみたところ、ダマスク・ローズの香りがとてもフルーティーで、まるで戸外のローズ・ガーデンにいるような気分になりました!香料など一切使用せず、自然の成分のみでできているそうなので、なるほどと思いました。

そしてこれらの製品の監修をされている梶みゆきさんが出演し、反響を呼んだNHKの番組、「素敵にガーデニングライフ」の、「富士山ろく夢の庭 ~梶みゆき オールド・ローズ・ガーデンの四季~ Ⅰ.バラと生きものたちと」が、アンコール放送されるそうです。長年薔薇を育てている梶さんの暮らしをぜひのぞいてみてください。

~放送予定~
5月5日(火)18:00~18:45  NHKBS2

はるのうららの

本格的に連休突入ですね。
連休中は、愛媛もおおむねお天気のようで、お出かけには絶好の日和みたいです。take4はほぼ毎日出勤ですが・・・。

さて。今日は恒例のグッズ紹介です。
今回のショップは、2階の会場入口の左右に特設されていますが、普段とはずいぶんと趣が違います。

特に目を引くのが、膨大な種類の書籍類。良寛さんの関連書って、現在こんなにも出版されているのかというのが一目瞭然。内容も、エピソードを描いたかわいい絵本から、手に取りやすい新書版、詩・和歌の研究書、そして臨書のお手本になる精巧な複製本まで。もちろん展覧会図録(1800円)も販売しております。


それから、書の展覧会ならではの品揃えとして、筆・墨・硯・篆刻印といった書道用品もあります。種類もお値段も選択豊富なので、プロの方はもちろん、初心者の方も安心して買っていただけると思います。
篆刻印は、既成のもの(一字印)もありますが、より極めたい方には、その場で特注品として彫ってもらえます。
スタッフの方も、いろいろご相談にのってくださいますので、これを機に書道を始めてみてはいかがでしょう。


余談ですが、take4、最近『とめはねっ!』というマンガを読みました(現在も連載中)。高校の書道部を舞台にした文化系青春コメディー。熱い、若い、まぶしいっ!非常に面白いので、オススメです。ショップでも扱ってます。

テレビでもよく高校生の書道パフォーマンスを見かけますし、そういや王子系のイケメン書家の方っていうのも活躍されてますよね。
書ってかなりアツいんッスね・・・とtake4も、今回本格的に書道の展示を担当することになって、今さらながら感じています。

「薔薇空間」とあわせて、連休中もさまざまなイベントを予定していますので、是非、春のうららの美術館にお越しください。

2009年4月25日土曜日

結縁

take4です。
所用で3日ほど関西に行っていたのですが、先日のyukinkoブログ にいざなわれるように(?)、take4も奈良国立博物館で開催中の「国宝 鑑真和上展」と唐招提寺へ足を運んできました。奈良は、お寺巡りには絶好のポカポカ陽気でした。

唐招提寺へは朝早く行ったので、人もまばら。ほとんどの仏さまたちは奈良博へお出かけ中なので、堂内もがらんとしていましたが、静かな境内をゆっくりと散策してきました。そして・・・

1週間前にyukinkoさんが来た時には、まだ開きはじめだった御影堂脇の瓊花(けいか)は、見事に満開でした。

白く可憐な花びら。漂う甘い香り。あたたかな春の陽気の中、ほんのひとときですが、take4もこの「結縁の花」に、さまざまな思いをはせました。

2009年4月24日金曜日

新しい薔薇が到着。

今日から26日(日)にかけて、薔薇空間展関連企画、ローズ・ガーデン第2弾が始まりました(第3弾は5/5、5/6)。今回もかわいい薔薇が勢ぞろいしています。ルドゥーテが描いたものもあります! ぜひ見に来てください。


→ロサ・ケンティフォリア・ブラータは、しわしわした葉の形から「レタス・ローズ」とも呼ばれていたものです。ケンティフォリアという、16世紀頃に登場した花びらの多い品種。「百枚の花弁を持つ」という意味なのです。(残念ながら花はまだなのですが。)










←ロサ・ウィローサ“ポミフェラ”は、実がりんご(フランス語でポム)に似ていることから命名されました。ヨーロッパに分布していた原種のひとつです。






                              
→ジャック・カルティエは16世紀にカナダを「発見」した高名な探検家の名を取った、1868年作出のオールド・ローズです。ルドゥーテもこの祖先、ロサ・ダマスケーナ・コッキネアを描いています。

アトリエ ワークショップ

今年度、初めてのアトリエ ワークショップが開催されました。
先月末、利用者の方から、『棉(わた)を育てて、インドのチャクラ(ガンジーさんが愛用したと云われるブック型の糸車)を使って紡いでいるのですが、織りに使うため、もっと長い糸を紡ぎたいので、美術館の糸車の使い方を教えてください!』とのお申し出があり、「棉を紡ぐ」ワークショップを4月23日(水)に企画していました。

ご存知の方も居られると思いますが、アトリエの使い方を少し。
アトリエは個人の方に、ご自身の作りたいものを作りたい方法で作っていただこう!と、場所と機材を自由に使っていただける空間としてオープンしています。が、そうは云ってもはじめてのアトリエを自由自在には使えない!と普通は云われますよね。その方たちのために、「はじめてのアトリエ教室」という卓上機を使った織りと、布に刷ることもできる版画の一種シルクスクリーンというニーズの高い2種目を水曜日の午後3~4時間で使い方をお伝えする教室を開講しています。

そして、それ以外の種目や機材の使い方などは、利用したい希望者に申し出ていただき、日程から内容までオーダーメイドのアトリエ ワークショップを開催しています。
今回は糸車の使い方について、お一人のお申し出を受け、その方と対応者で日程調整し、ワークショップを開催することが決まりました。ワークショップの開催はホームページとアトリエに告知して、同じように興味のある方の予約を受け付けます。
すると「本当に同じように棉を育てはしたのですが、どうしようと思っていた」というお二方からの参加があり、合計3名での開催となりました。


a-tashiも6~7年前に洋棉、和棉、茶棉を育てたので、皆さんのやる気も手にとるように分かります。その意気込みは、持参された棉を見ても一目瞭然。きれいに種を取り除いた状態で棉を持ってきてくれていました。棉繰り機(種を取り除く道具)があれば簡単なのですが、もし、手作業ならば一粒一粒手作業で取り除くのは大変だったでしょう。

早く、紡いで見たい!!との期待にお答えして、糸車を棚から取り出し、糸車の機能説明をしながら、ボビンや車輪にかける糸などをセットして、使える状態にします。その後、「棉を打つ」と云われる、弓のような道具を使ってほぐすのですが、ここ美術館にはないので、ハンドカードで代用しました。

犬や猫の毛を解かす際に使うブラシの巨大版を、二つ使って行います。単純なこの作業も、最初は、肩や手に力が入り(本当はそんなに力はいらないのですが・・・)、一生懸命ほぐし棉の準備をしました。
棉は、羊毛やシルクに比べて一本の繊維が短いので作業が行い難いのですが、市販のものと比べ自家栽培のものは適度な油(?)があるようで、上手に紡いでいました。とはいうものの、やはり両手と脚がそれぞれ違う動きを要求されるので、ご本人たちは、訳もわからず・・・という感じだったと思いますが。

左手で棉を軽く握りこみ、右手で撚りのかかり具合を見ながら、撚りを止めてみたり、調整してみたりと慌しく動きます。その間、右足はずっとペダルをゆっくりと踏み続ける。
ちょっと、興味をもたれた方は、6月にも同じく紡ぐワークショップの要望が入っていますので、お問い合わせくださいね。(実は、最初に申し込まれた方が突然都合が悪くなり、次回に延期されました。)
今回の方たちは最初から紡ぐという作業を楽しんで居られましたが、このような方たちは稀。
思うように動かない手や足に、『あ~、私ってなんて不器用なのかしらぁ~!!!』と連呼される方が多くいらっしゃいます。最初から上手くは行きませんが、のんびりと頑張り続けると、必ず紡げるようになっていきます。

また、アトリエも覗いてみてください。このお二方が軽やかに紡いでいるかもしれません。

2009年4月22日水曜日

良寛スイーツ

take4です。
「薔薇空間」のローズマカロンに対抗して(笑)、今日は「良寛とお菓子」についてのちょっとしたトリビアを。

今回展示している木村家所蔵の良寛書のうち、多数の和歌・漢詩・書状が貼られている「貼り交ぜ屏風」というのがあります。
特に木村家やその他交友のあった人々とやり取りした書状類は、良寛の人となりや生活ぶりが推測されるものが多く、美しいくずし字(連綿体)の書風はもちろんですが、文面を併せて鑑賞すると、何とも深い味わいがあります。
中でも、よく知られているものに上の写真に挙げている「菓子屋三十郎宛書状」があります。ちょっと読んでみましょう。

                       (読み)

  白雪羔少々御恵           白雪羔少々
  多末者利多く候           御恵みたまわりたく候

          以上                     以上

  十一月四日
  菓子屋三十郎殿  良寛


「菓子屋三十郎」という人に、「白雪羔(はくせつこう)」というお菓子を所望する手紙で、用件だけを述べた簡潔な文章です。このお菓子は、良寛の好物だったと言われています。
この白雪羔、現在は良寛の生地・出雲崎の「大黒屋」という老舗のお店で販売されています。

ちょっと上品に、お皿に載せてみました。左はパッケージ。有名な良寛の自画像がデザインされています。
見かけは落雁のようですが、口に含むとホロホロと淡雪のようにほぐれ、何とも上品な甘さ。米粉、砂糖、水飴などから出来ているシンプルなお菓子です。 シャリシャリとした後口(米粉だからでしょう)は、まさしく雪のごとし。

この白雪羔、良寛の書状には登場するものの、長らくその実態や作り方は不明でした。それが昭和初期に、江戸時代の百科事典『和漢三才図会(わかんさんさいずえ)』に記載されているのが見つかり、そのレシピをもとに大黒屋さんが再現されたものです。

当初は薬用として食されていたそうで、幼い乳飲み子を抱えた母親がお乳が出なくて困っている時に、良寛さんはこの白雪羔をお湯にといて赤ちゃんに飲ませたと言われます。
飢饉の頻発した当時の越後。そんな中、白雪羔は、おいそれと庶民が口に出来るものではない高級品だったでしょう。この書状は、一見すると良寛さんが「大好物を無心しただけの手紙」に受け取れるかもしれませんが、一生を托鉢僧として清貧に生きることをもって、民衆に深く帰依された良寛さんの生き様を背景に重ねると、この書状の書風には、決してノホホンとしたものではなく、静かに祈るような心のひだが感じ取れるようです。

良寛書の場合、特にこの手の書状類は、書いてある内容は実に日常的で簡素なのに(そもそも伝達事項だけを記したメモ的なものですから、これは当然のことです)、どれも何とも言い難い品格が香ってくるのは、そこに良寛さんの深い思いやりが込められているからだと思います。

大黒屋さんは、先日こちらでお話した出雲崎の良寛堂のすぐ近くにあります。白雪羔はお取り寄せ可能だそうですが、是非かの地を訪れて立ち寄られてみることをお勧めします。

2009年4月21日火曜日

版画ブーム到来 (^o^)/

先週末、アトリエでは今年度初のアトリエ同好会が開かれました。
同好会の活動というのはブログでも度々紹介してきたのですが、「び~ぶろ」初心者の方のために、改めて説明しましょう。

アトリエは、そこにある機材・道具を使って、いつでも個人で創作活動ができるスペースとなっています。
でも、1人で利用するには心細い、もっと制作の幅を広げたい、といった悩みを解消するために、年間1つの種目について、初心者から経験者までがともに学びあい、教えあい、制作に関する情報交換をする同好会を発足し、活動しています。

今年度はアトリエ1で版画について、取り上げます。
ちょうど今年の1月から3月にかけて、友の会の木口木版画教室や実技講座「木版画を楽しむ」が開催され、ちょっと版画ブームの気運にのってか、その参加者が何人かが入会してくださいました。

特に、木口木版画にはまった方が多く、先生の版木を次々と購入し、みなさんのやる気に圧倒されています。
それに比べて、私は昨年夏ごろから抱えている木口木版がいまだに仕上がっていません。お恥ずかしい限りです。

木版画、銅版画、シルクスクリーン、リトグラフ、etc. 何でもやります。
次回は5月6日(水・振替休日) 13時からです。
楽しい雰囲気でやっていますので、ぜひ、のぞいてみてください。

2009年4月20日月曜日

再び中庭より

 今週末は良いお天気に恵まれ、戸外でバラやカフェを楽しむ絶好の日和でしたね。担当者として中庭でほとんど過ごしたので、帽子は被っていたのですがすっかり日焼けしてしまった模様です。
 昨日の日曜日には「バラ好きのためのセミナー」と称して、愛媛バラ会の会長満田さんによるバラの育て方講習会がありました。本当にバラが好きな人々が大勢集まり、熱心にメモを取られていました。でも、聞き逃してしまった方も大丈夫。このセミナーはまだ後2回あります。今後の予定は次のとおりです。みなさまのご参加をお待ちしています。

  《「魅せられて」バラ好きのためのセミナー》
  講師:愛媛バラ会会員のみなさん
  日時:・4月26日(日)、5月6日(水・振替休日)各14:00~(2時間程度)
  場所:美術館中庭(※雨天時は南館中庭になります)
  ★セミナーへの参加には「薔薇空間展」観覧券が必要となります。

2009年4月18日土曜日

中庭ローズ・ガーデンより


昨日から、いよいよローズ・ガーデン第1弾が始まりました。(~19日。今後のスケジュールはこちら。)愛媛バラ会の皆さんに貴重な様々な種類のバラを持って来ていただき、楠の木の中庭に素敵な空間が出来上がりました。
マイカイ(玫瑰)《左》、庄之助バラ《中》、オーストリアン・カッパー《右》・・・個性あふれるバラの数々をお楽しみください! (※バラの種類は各回異なります。)

カフェではお菓子のローズ・マカロンが登場しました!ほんのりピンクがかわいらしく、口の中に上品な甘さが広がります。明日もありますのでぜひ味わってみてください!(但し、限定品なのでお早めに・・・。)

さらに本日は、日本フラワーデザイナー協会愛媛県支部の皆さんを講師としてお迎えし、フラワーアレンジメント講座を開催しました。もちろん主役はバラ。ミントや麦、オオデマリ(ビバーナム)などを添えて、初夏のさわやかなアレンジメントが完成しました。

明日は14:00から、こちらの中庭で、愛媛バラ会によるバラの育て方セミナーを開催します!実際の花を前に、具体的なバラの特徴や品種等のお話があり、その後個別に相談も受けてくださるとのこと、ぜひ皆様のご参加をお待ちしています。

陽はまた昇る

take4です。
本日から「良寛墨宝展」が開幕しました!

写真は、昨日の開展式&特別鑑賞会の様子です。会場はこんな感じ。屏風など引いて全体を見ていただきたい!というところは明るくふんわりと、逆にのぞきケースや遺品類など近づいて凝視していただきたい!というところはケースの照明だけでシックに・・・と今回はライティングのメリハリに配慮しております。我ながら良い感じです。

作業は順調に・・・いやいや、紆余曲折ありました・・・。ヘトヘトです。
でも、初日を迎え、作品に見入ってくださっているお客様の後姿を見ると、苦労もすっかり過去の思い出になってしまう。不思議なものです。








しかし基本的に後ろ向きのtake4なので、そんな過去を少しだけ振り返ってみる。
屏風や掛軸というのは、特に古いモノだと扱いにも気を使いますけど、展示自体は額装や立体に比べると、断然楽です。
極端に言えば、位置を決めて屏風なら「置く」、掛軸なら「吊る」だけ。
なので、今回も経験上、そんなに悩むこともないだろうな・・・と思っていましたが、そうは問屋が卸してくれないのが、世の常。
take4には珍しく(?)、ああでもないこうでもないと、試行錯誤でした。サブ担当のmiさんの知恵とお手も拝借し、作業員の皆さんも、よく知った人たちばかりだったので、おかげさまで、大いに助けられました。

書って、どう見たらいいか分からないし、文字が読めないと何のことやら・・・。そんな方は多いと思います。
take4も、ガッツリ本格的に書の展覧会を担当するのは初めて。渋くなりすぎないように、見易い展示を・・・と、組み立てについては、いろいろ悩みました。
結果、従来抱かれてきた「心優しきお坊さん」のイメージと、美術史・書道史の立場から言われる「偉大なる書家」としての評価とが上手くリンクして、出来るだけ幅広い年齢の人に親しんで満足していただけるような構成を心がけたつもりです。
順路をたどれば、良寛さんの生涯とその書の魅力が、自然とお分かりいただける・・・かな?、いや、そうあってほしい!

展示については、まだまだ語り尽くせぬことばかり・・・でもまだ初日でしたね(笑)。
これから1ヵ月半、また数々のドラマが生まれることでしょう。

唐招提寺から(其の二)・瓊花


 このガクアジサイに似た白い花は 「瓊花(けいか)」といって、唐招提寺御影堂(みえいどう)の近くに咲く、鑑真和上ゆかりのお花です。毎年4月中旬から5月中旬にかけて咲くこの花は、春の終わりと夏の到来を告げる花とされ、ちょうど今、まさに花が開き始めたところを見せて頂きました。こんもりとした白い部分は直径12㎝くらい、不思議な甘い香りのする、とてもかわいらしいお花で、私も好きな花です。  瓊花はまた、「結縁(けちえん)の花」とも言われています。結縁とは“仏道と縁を結ぶこと” ですが、しかし私は唐招提寺の方のお話を聴きながら、この「結縁」について、鑑真和上のふるさと中国・江蘇省揚州と日本を結ぶ縁、唐招提寺に集う人々の縁、そして「国宝 鑑真和上展」に集うたくさんの人々との縁、ということを想いました。人と人とのつながりは本当に不思議です。  瓊花の公開は来週21日からだそうです。枝いっぱいに白い花が咲きそろう姿はとても美しいそうです。もしもお近くに行かれることがあったら、どうぞこのお花と縁を結びに唐招提寺に行ってみてください。

2009年4月17日金曜日

唐招提寺から(其の一)・筍

 yukinkoです。今回もまた調べ物があって、ここ唐招提寺にお邪魔しています。唐招提寺はこの秋、これまで十年にわたって行われてきた「金堂の平成大修理」が無事終わることを記念し、金堂の落慶法要が執り行われます。そしてその落慶前を記念する展覧会として現在、奈良国立博物館において『国宝 鑑真和上展』が開催されています。今回の展覧会は6年前の愛媛の時よりも更に内容が充実しています。   さて、上の写真は、こちらの用務で伺ったにもかかわらず、お昼にごちそうして頂いた、「"唐招提寺の境内で採れた、筍(たけのこ)"のご飯」です。筍のお刺身に、筍の梅肉合え、筍のお味噌汁に筍の煮付け、そして最後は筍の糠づけ、(前日は筍のコロッケだったそうです)と全て、筍尽くし!
 本当に美味しかったです。健康もさることながら、唐招提寺の霊験あらたかな「筍」を食し、何だかメラメラとパワーがみなぎって、何か(何かって、何でしょう~?フハハハハ)に目覚めそうなyukinkoでした。

2009年4月15日水曜日

良寛さん展示中

今日から(日付が変わってしまいましたが4月14日からです。)良寛墨宝展の展示作業が本格的に始まりました。 1日の展示室とその周辺の様子を撮影してみました。

今日1日でほぼ作品は並べ終えるだろう、と朝、豪語していたtake4さん。まずは軸作品から着々と点検、展示をしています。今回は良寛の書だけではなく、後世の作家が良寛を慕って制作した作品も多くご紹介しています。この辺りは各作家の個性あふれるコーナーです。

               さて同時進行で展示室の外では、今回展覧会に合わせ、事前に開催した書道コンクールの入選作品を、展望ロビーに展示する準備が行われています。全部で116点の四隅を細かく切った半紙で糊付けし、作品に直接台紙を糊付けしないように工夫しています。                                      

展示室に戻って・・・未だこちらの側の展示ケースには作品が並んでいません。もう夕方。思い通り進まないのは常のことです。この右手手前部分には、本展出品作品の中でも特に重要な屏風が展示される予定なのです。お楽しみに!

そして本日の最後の展示品がこちら。慎重に開梱している「鉢の子」です。良寛さんが生前使ったとされるもので、今回特別にお借りしました。

今日の展示はここまで。続きはまた明日です。

ところがこの後も事務室で、take4さんの作業はまだまだ続きます・・・。こちらはキャプションの校正を今日中にしなければと必死に頑張る後姿です。ぱっとみただけで赤い訂正がたくさん・・・。このキャプション、出来上がるのはいつのことになるのでしょう。展示が完了するまでまだまだ道のりは遠いのです。

2009年4月11日土曜日

瀬戸は日暮れて

take4です。
旅はいつかは終わるもの。永遠に続くような気がした集荷作業も、今日で最後。
本日は、岡山県内で2ヶ所を回りました。
岡山出身の彫刻家・平櫛田中(1872-1979)による良寛像を2体お借りしました。田中は多くの良寛像を制作していますが、今回は対照的な作品同士なので、見比べていただくと面白いです。
立体作品は、絵画と違って、点検も梱包もより慎重に行わないといけないので、時間が掛かります。最後の借用先を出る頃は、夕闇がせまりはじめていました。

帰路、休憩で立ち寄った福山SAは大混雑。高速料金1000円の効果を身を持って体感。 今日のお昼休憩で寄った別のSAも混んでました。

ちょうど日没時にしまなみ海道を走行したので、パチリ。
ああ・・・懐かしい景色(笑)。やっぱりtake4には瀬戸内海が落ち着くのでした。
そして、先ほど午後9時過ぎに、美術館に到着。
展示作業開始までは、まだ2日ほどあるので、一時保管庫(外部からの借用作品を保管する収蔵庫)へ搬入。
見よ、これが全作品!
意外と少ないと感じられるかもしれませんが、掛け軸などは巻いた状態で箱ごと梱包するので、かなりコンパクトになるんです。
奥に立てかけているのが屏風です。
以上、連日お伝えしてきましたが、作品の集荷はこんな感じで行われます。
所蔵者の方々や輸送業者さんなど、展覧会は開催までに多くの人の協力なくしては成立しません。
普段はなかなか気に留められることのない部分ですが、いかがでしたでしょうか。
さて、次なるは展示作業!
「良寛墨宝展」、オープンまで残り1週間です。

ローズスペシャル登場!

 yukinkoです。先日のa-tashiさんのレポートにもありましたが、私ことyukinko、ただ今諸般の事情によりローズ(薔薇)の香りにハマっています。もともとはラベンダーとか、あとヒノキ系の香りが個人的には好みなのですが(一度ヒノキの香りをa-tashiさんに披露したところ「なんだか製材所みたい」と文句を言われ、絶句(激怒ともいいますが・・・)したことがあります。がっ!メゲませんっ。)しかし今はワケあって・・・なんといっても!薔薇!です薔薇!!。 さて、先日は生憎の雨模様で美術館中庭の良さをなかなか満喫できなかった「薔薇空間」展期間限定の「中庭カフェ」ですが、本日はご覧のようなお天気のもと、朝10:00から開店いたしました。そして、私yukinkoもレポートを兼ね、お昼休みを利用してカフェを訪れてみると・・・ なんと、yukinko待望の新メニュー『ローズスペシャル』(ハーブティ)が登場していました!!!や~やはり薔薇空間展だけに、これを待ってました~!!!(嬉っ) と、いうことで早速注文。本当にたっぷりの薔薇の花をベースにした茶葉に、これまたたっぷりの熱々のお湯を注いで頂き、ムハ~な良い香りが漂う紅茶、「ローズスペシャル!」を頂きました。う~ん幸せでした。

 この他にもこの「中庭カフェ」ではカフェラテやフレッシュジュース、そして来週(土曜日)からはマカロンとチョコレートケーキが新たに登場します!(個数限定だそうですよ~)。それから同じく中庭に、これまた期間限定の小さなローズガーデンがやって参ります。展覧会鑑賞後、新緑あふれる美術館の中庭でどうぞお茶とバラ園散策をお楽しみくださ~い。

いつか来た道

改めましてtake4です。岡山までたどり着きました・・・。
出雲崎を出たのが11:30、岡山のホテルに入ったのが23:50。
すなわち、一日の半分をトラックの中で過ごしました。こういうガッツリ移動する集荷も久しぶりです。飛行機でヨーロッパに行けるくらいの時間ですし。

陽春の出雲崎の町並み。1月の時の写真と比べてください。海の色が全く違います。今日も初夏のような爽やかな陽気でした。

出雲崎は良寛の生地。この風景は、良寛記念館のある山の上から見たもので、「出雲崎の風景」として必ずといっていいほど取り上げられるアングルです。写真の中央少し左寄り、家並みの間に小さなお堂が建っているのですが、大正時代に日本画家・安田靫彦の設計により建てられた「良寛堂」です。良寛の生家・橘屋があった跡地に建っています。

こちらが良寛堂。お堂の向こう側には海に向かって、良寛さんのブロンズ像が鎮座しています(昭和63年造立)。その視線の方角は佐渡島。良寛のお母さんの故郷です。今日は春霞で残念ながら佐渡は見えませんでしたが、空気の澄んだ夏の晴れた日にはくっきりと島影が見えるそうです。

良寛は18歳で出家し、さらに22歳の時に岡山・玉島の円通寺に入り、10年余り修行します。出雲崎から岡山へ。今日take4が半日で移動したこの道は、よくよく考えれば良寛さんが若き日に家を捨て、厳しい修行に入るためにひたすら歩いた道。いったいどれくらい日数がかかったのでしょう・・・12時間どころじゃないですね。

明日は集荷最終日。岡山で2ヶ所回った後、松山に戻ります。

2009年4月10日金曜日

西へ

take4です。
今朝は出雲崎の良寛記念館で近代日本画5点を拝借し、これにて新潟ともお別れ。まさに今、日本海沿いをひた走り中です。写真は、ついさっき車窓から見えた立山連峰。見えますかねぇ。今日も快晴なので素晴らしい眺めです。このあとは、ひたすら岡山まで走ります…午前0時到着予定。
今日のまとめは今晩か明日の朝に改めてするとして。こういうのがブログならではかなと思い、ケータイから投稿してみました。では!

2009年4月9日木曜日

second day

take4です。
「良寛墨宝展」集荷の旅、第2日目。
今日は、和島(長岡市島崎)の木村家へ。今回の出品作品の9割は、こちらからお借りする良寛遺墨です。
木村家は、明治まで代々当地の名主をつとめてきた豪農。現在のご当主で18代目です。

良寛は、40歳頃から30年続いたそれまでの国上山(くがみやま)での草庵生活が、高齢のためいよいよ大変になり、山を下りることを決心。そして、その身を寄せ、亡くなるまでの5年間を過ごしたのがここ木村家です。
よって、木村家に伝来する良寛の書は、最晩年のものがまとまっている点に特徴があります。書の世界では、最晩年のものを、筆者の人格や精神が熟しきった境地が表現されるものとして最も尊びますので、数ある良寛書の中でも、木村家のものはとりわけ高く評価されています。

木村家の母屋。風格あるお宅です。
1月にご挨拶にお伺いした時は、猛烈に寒かったのですが、ここ数日の新潟はポカポカ陽気。桜はまだこれからという感じでしたが、今日は22度まで上がったようです。

広ーい居間で、1点1点順番に点検し、梱包。奥に見えるのは、堂々とした草書の六曲屏風。
ようやくこの眼でご対面する、本物の木村家良寛!テキパキ作業しないといけないので、じっくり熟覧する余裕はありませんでしたが、ううう・・・すげえ。
筆致を眼でなぞると、まるでたった今良寛が書き上げたような筆運びのスピードや呼吸が伝わり、何とも心地よい。
「最晩年」なんていうと、枯れ寂びた印象を抱かれるかもしれませんが、スルスルツルツルと軽やかに踊るような線の動きは、実にみずみずしいのです。
と、同時に作品を扱うtake4も、次々と現れる良寛書の名品に、身が引き締まる。
朝9時から始まり、積み込みまで全て終了したのは16時半。張り詰めた空気もようやく解け、ご当主に見送られながら、トラックに乗り込みました。

その後、さらにもう1件。こちらでは良寛が実際に手元に置いていたという手まり(直径10センチ足らずの小さな小さなものです)を拝借。さらに良寛さんを身近に感じました。

で、再び長岡に戻ってきました。昨日と同様、夕飯をホテルの部屋で食べながら(今日は豪勢にデパ地下惣菜です・・・)、これを執筆中。

ではでは、また明日につづく?

2009年4月8日水曜日

I Came to Echigo

take4です。
昨夜遅く、飛行機で新潟入りし、今朝からいよいよ「良寛墨宝展」の作品集荷がスタートしました。
4泊5日、全9ヶ所(新潟7ヶ所、岡山2ヶ所)を回ります・・・って、旅行みたいで楽しそう~って、思う方もいらっしゃるかもしれませんが・・・そんな訳はありません。展覧会の中でも、最も気力・体力を使い、気が抜けないのがこの集荷作業です。

ご所蔵先に直接伺い、自身の眼と手で作品の状態を点検し、作業員さんとともに梱包、積み込み、の繰り返し。
神経を集中させ、常に作品に付き添い、安全に輸送を行う。いわゆる「クーリエ」の仕事ですね。

まずは新潟市内で3ヶ所。出だしから、額モノ17点セット、掛け軸、木彫とさまざま。
木彫(現代作家による良寛像)2点は、結構大きく、重いので仏像などと同様の要領で梱包。上の写真で大きさ分かりますかね(1m弱あります)・・・。

夕方には、燕市(旧分水町)へ移動。良寛さんが修行と全国遊歴を終え、40歳で越後に戻ってきて20年間暮らした最初の居所である「五合庵」がある国上山(くがみやま)にほど近い個人の方のお宅へ。こちらには、良寛さんの草書の最高傑作ともいわれる屏風が伝わっており、今回は特別にお借りすることが叶いました。この作品については、また会期が始まってから詳しくお話しようと思いますが、新潟県外で公開されるのは実に30年ぶり。筆遣いのモダンな軽やかさは、良寛遺墨の中でも屈指の出来映えと評される素晴らしい逸品!是非、実物に対面していただきたいですねー。

しっかりと梱包されていく屏風(中身は展示室でのお・た・の・し・み❤)。お家の皆さんも、普段見慣れない光景なので、「へぇー、頑丈に梱包されるんですねぇ」と興味深く見学されていました。

今日の作業はこれにて終了、長岡まで来ました。ホテルに戻って、一人遅い夕飯(コンビニ弁当・・・)を食べながら、今このブログを書いてます。
明日は、展示の核となる木村家ご所蔵の最晩年の遺墨約100点の拝借。さらに夕方にもう一件。
明日は6時半起きなので、早く寝ます・・・。ブログも明日につづく(?)

2009年4月4日土曜日

君に薔薇薔薇・・・という感じ

take4です。
「薔薇」という字を見ると、某女優さんが若奥様役で「薔薇っていう漢字、書ける?」と言っていたオショーユのCMをまず思い出してしまうのは、私だけでしょうか。
あとは、「紫のバラの人」とか「薔薇刑」とか「牡丹と薔薇」とか。加藤登紀子、布施明(時々カラオケで熱唱します・・・)、ベット・ミドラー・・・。すみません、こんなのばかりが浮かんできます。

ともあれ、早速「薔薇空間」のブログが、連日矢継ぎ早にUPされておりますが、こちらも忘れないでー。「良寛墨宝展」もいよいよ再来週18日から始まります。
週明け火曜からは、新潟のほうへ作品集荷に出かけます。毎度のことながら、それまでに片付けるべきことが山積状態。
ひとまず、サイン(看板類)、会場内のパネル・キャプション類の作成・校正が続いています。
特に、書の展示の場合には釈文(しゃくもん=読み下し文)は必要不可欠。今回も1点1点に付けるべく、準備中です。
あとは、良寛を慕った近現代の芸術家たちによる作品と併せて、彼らの良寛さんに対する言葉もパネルにしますので、書が延々と続く渋~い展示ではなく、幅広い年齢層に「良寛さん」に親しんでもらえるような構成にしたいと思います。

外の看板はすでに完成!2本立てなので、均等に2分割しました。


そして、作品集荷の長旅に向けて、輸送業者さんとのスケジュール最終調整、点検調書・借用書の準備、自分の宿の手配・・・と、こうなるといよいよ実感が高まってきます(遅いっつーの・・・)。
旅先からもブログを上げますので、お楽しみに。越後もきっと春です。

お待たせしました! 薔薇本番

本日、『薔薇満開』のブログをyukinkoさん(本日久し振りのお休み)から仰せつかっているa-tashiです。なのに、雨。(悲しい。。。)
お堀の桜も満開でしたが、この雨が散らしてしまうかもしれませんね。桜は、散り際がまた美しいと、その潔さも日本人好みと言われますが、雨で散ってしまうのは悲しいものですね。
さて、同じバラ科の桜が満開のお堀の中で、薔薇空間展は本日オープンしました! 今朝は、オープン初日ですが、その傍らで小雨の中、j.bさんとK’sカフェの方たちが中庭にテーブルを持ち出し『美術館中庭にカフェ』の準備をしています。会期中の土日(不定期ですが・・・予定はHPに記載)、展覧会で薔薇を堪能された後、自然(中庭ですが)の中で、のんびり過ごしていただく空間を!ということで、カフェをオープンします。美味しいコーヒーやジュースが皆様のお越しをお待ちしています。(カフェは別途費用がかかります。280円~350円程度) 

さて、肝心の展覧会場も覗いてみましょう。
ボタニカルアートという繊細で、緻密な画だからか、みなさん、ゆったりと、一点一点をじっくりと眺めてながら堪能されている様子がうかがえます。また、女性の方お二人連れは、画面を指差しながらメモまで取られている熱心さ。何のお勉強を兼ねているのか興味を持ちながらも、あまりの熱心さに声をかけそびれてしまいました。

その会場の中で、是非とも紹介したい方を発見。会場の最後の方でお見かけして、思わず写真を撮らさせて頂きました。黒いお召し物の図柄が写真で見えるでしょうか? 白いバラが刺繍されているのです!! その上、バッグはバラも含めたお花があしらわれています。シック&ビューティーです!!この展覧会にぴったりの方?!ではないでしょうか?

最近、アロマテラピーに興味のあるa-tashi。薔薇は、製油の女王と言われ、女性に良いとされる効能がいくつもあります。中世のヨーロッパでは、不老長寿の妙薬、若返りの薬としても扱われていたともいいます。yukinkoさんがここ数か月ローズの香りをまとっているので、a-tashiもちょくちょくRosa damascenaの薔薇の香りを嗅ぐ機会に恵まれているのですが、やはり女性は好きな花ですよね。
この春は、美術館では爽やかに薔薇が咲き誇っています! ゆったりとした気分をご堪能下さい。
最後に、

本日のバラ《「薔薇図譜」扉絵》

2009年4月3日金曜日

薔薇九分咲き

 yukinkoです。本日、「薔薇満開~!!」になると思っていた、び~ぶろ読者のみなさま。残念でした~〈笑)、ごめんなさい!企画展「薔薇空間」は明日4日(土)からのオ-プンです。ですので、本日は九分咲きレポート『内覧会編』をお届け致します。美術館では本日午後3時から、企画展「薔薇空間」の開展式とともに、オープン前の内覧会が行われました。
 さて、展覧会場に足を運んでみると・・・
 たくさんの招待客のみなさんとともに、これまたたくさんの取材陣で会場内は賑わっていました。これも内覧会ならではの風景です。    う~ん、今回はいつにもまして報道関係者が多いような・・・。内覧会はこの後、午後4時まで。そして第二部として、午後4時半より恒例の、学校の先生方を対象にした展覧会の利用説明会が行われます。展示準備が終わり、いよいよ展覧会が動き出します!
              本日のバラ 《ロサ・ピンピネリフォリア・プミラ》

2009年4月2日木曜日

薔薇七分咲き

 yukinkoです。昨日に引き続き「薔薇空間」展レポート、第三弾です。さて、昨日のご報告から一夜明けて企画展示室に行ってみると・・・  すでに作品は(全部)壁に掛かっていました!展示作業、とても順調に進んでいます!   そして、床にもキャプションが捲かれ始めました。(注:一見、ちらかった紙のように見えますが・・・ただの「紙」では決して決してアリマセン)この後はキャプション設置、照明調整と展示準備も大詰めを迎えます。
  そして、展示室の入口付近でも・・・ミュージアムショップの準備が着々と。グッズ売り場のテーマカラーもなんとうっすらピンク色~。美術館全体が薔薇色に染まっていきます(ムハムハ~)。  take4さんもグッズをチェック中。絵はがきもトートバックもTシャツもみ~んな薔薇!!
 さて、平成21年度最初の企画展「薔薇空間~宮廷画家ルドゥーテとバラに魅せられた人々」はいよいよ明日の午後、オープニングセレモニーを迎えます。乞うご期待~!!
                  本日のバラ 《ロサ・スルフレア》

2009年4月1日水曜日

change we need

take4です。
今日から新年度ということで、HP内もちょこちょこっとマイナーチェンジしています。
常設展示のページ内(一番下)には、「現在貸出中のコレクション」コーナーを新たに設けました(トップページの「美術館からのお知らせ」のところからも飛べます)。

残念ながら、お目当てにしていた作品が見られなかった・・・という経験はございませんか?
博物館・美術館のコレクションは、後世へ作品を伝え残していくという保存の観点からも、1年中展示しっ放しということは普通はありません。当館でも2ヶ月半~3ヶ月ごとに、常設展(所蔵品展)の内容を入れ替えています。また、当館での展示の他にも、全国各地での展覧会に出品される機会も少なくありません。

遠くてなかなか愛媛までは行けないけど、このブログをご覧いただいて、当館のコレクションに興味を持っていただいている(?)全国のファンの皆様のためにも!ということで、毎月初めに、その月に貸し出しされている作品一覧(その後も巡回するものは、巡回情報も併せて)を掲載することにしました。

お目当ての作品が確実にご覧いただけるよう、開催中の常設展(所蔵品展)の出品目録(同じく常設展示ページ内の中ほどにPDFファイルがあります)と併せて、ご来館・ご旅行の際には、何卒チェックをお願いします。
そして、出張とPRに頑張っている愛媛県美コレクションをどうぞよろしく。

薔薇五分咲き

 yukinkoです。昨日からの予告どおり、「薔薇空間」展展示作業レポート第二弾!をお届けします。本日の作業は午前9時からスタート!。昨日、担当学芸員j.bさんが位置決めした箇所に次々と作品が置かれていきます。 (ちなみに今回のサブ担当はtake4さんです。take4さんシャイなので画面には出てきませんが、j.bさんをあたたかく?見守り?ながら~どんどん作業を進めています!!)

 ズラリと並ぶ作品の数々。もちろん作業前には、きちんと展示図面をひいて現場に臨むのですが、やはり実際に作品を並べてみると変更点が出てきます。(下の写真は美術作業員の方にしばし待って頂き、目下、作品の入れ替えを行っているj.bさんのがんばっている姿です!)  さあ、どんどん作品の位置が決まっていきます・・・。 展示室の中が薔薇の花でどんどん埋められていきます~。 ムハ~(香りがしそう・・・)。
 さて、本日の作業レポートはここまで。明日もまた、ここ企画展示室から「薔薇空間」展展示準備風景をレポートいたします。それでは、お楽しみに~。
         本日のバラ 《ロサ・セピウム・フローレ・スブムルティプリキ》

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