愛媛県美術館のブログ

愛媛県美術館の日々の活動をちょっとずつ書き込んでいます。 美術館の事業準備状況、イベント報告、ある日の出来事などなど、美術館の活動を垣間見ていただけるように頑張ります。

2009年6月28日日曜日

えにし

昨日、take4のもとに冊子小包が・・・。開けてみると、3冊のコミックが入っておりました。
あ!碧也(あおまた)ぴんく先生からだ。

少女漫画にお詳しい方は当然のことながら、去年開催した「八犬伝の世界展」をご覧になられた方、そしてその際のブログ記事を読まれた方(こちらとかこちらとか)なら、もうお分かりですね。

展覧会では、先生が長期連載された漫画「八犬伝」(1990~2002年)を取り上げ、NHKの人形劇(1973-75年)や角川映画(1983年)と並んで現代の八犬伝関連創作物を代表する作品として位置づけさせていただきました。貴重な原画類をたくさんご出品くださり、さらには図録用に特別に描き下ろしイラスト&コメントまでお願いするなど、多大なご協力を頂戴しました。

今回送っていただいたのは、現在連載中の「デアマンテ」と「天下一!!」という2つの最新刊。「デアマンテ」は江戸後期の長崎の遊郭を、「天下一!!」は戦国武将・織田信長の周辺を舞台にした、いずれも先生ならではの歴史モノ。「天下一!!」のほうは、記念すべきコミック第1巻です。

実を言うと、展覧会終了後も、先生とのお付き合いは続いています。
八犬伝展に続いて、昨秋に開催した「ベルリン国立アジア美術館所蔵日本美術展」も、お忙しい中、見に来てくださったのですが、その時、ちょうど先生は「天下一!!」の連載が始まった直後で、いろいろと取材を重ねられていた頃。

「天下一!!」では、信長が建てた安土城についても当然描かれる展開。でも、築城間もなく焼失してしまった安土城の本来の姿については、いくつかの説があります。先生もあれこれ調べられる中で、苦労なされたご様子。

実は、偶然にもtake4のもともとの専門分野は、安土城の襖絵を描いた狩野永徳(1543-90)をはじめとする桃山時代の絵画。去年の春に、八犬伝の出品交渉で初めて先生とお会いした時に、そのことはすでにお話済みでした。ということで、八犬伝の時とは逆に、今度はtake4がご協力する立場に・・・まさかこういう展開になるとは。ベルリン展観覧後、併せて安土城の内装についての取材をみっちりとお受けしました(先生のブログにもこの時の話が書かれています)。

で、その「天下一!!」第1巻のあとがきにはサプライズ?が。

何と、協力者としてtake4の名が挙げられているではあーりませんか!は、はずかしい・・・。
例えば他館の展覧会に対しての協力や貸し出し対応などで、図録に名前が載ることはままあれど、今をときめく少女漫画に名が載るなんて・・・何だか不思議な気分ですが、図録に載るよりも誇らしかったりして(*^0^*)
早速、先生にお礼と「ブログに書いてもいいですか?」のメールをすると、即了解。
もちろん、取材は至ってマジメにお受けしたので、やましい事は一切ありませんよ!

まさに「縁は異なもの」。
一期一会が基本の展覧会事業。でも、中にはこうして思いもよらぬ繋がりが生まれることがあります。
八犬伝展は、信じられない苦労の連続だったのですが、思い返せば、「奇跡」とは言わないまでも、不思議な出来事がいくつかありました。あれから早1年がたとうとしていますが、ぴんく先生との出会いも、その一つと信じています。

「デアマンテ」「天下一!!」ともに、とても素敵なお話ですので、ぜひ、ご一読くださいませ!

MAYA MAXX

さて、この方、どなたか分かる方いらっしゃいますか?! 
そうです。今治市出身で愛媛県いよかん大使を務め、今回の「こどものとも絵本原画展」で人気を博している『しろねこしろちゃん』『らっこちゃん』の作者、MAYA MAXXさんです!

先日6月27日(土)の午後、美術館でトークショー&サイン会を開催しました!(報告が遅くなり失礼しました。デジカメで撮影していたのですが、SDを抜いた状態で撮っていて、抜き出すのに時間を要しました。トホホ)

13時からと15時からと2回のトークショーには幼児連れの多くの親子連れが参加してくれました。MAYAさんも自作の前で、その絵が生まれるまでのお話を楽しくしてくれました。
『私は、大きな画面にしか描けないから、絵本では(画面が)こんな小さくなるんだけど、後ろにあるような大きな画面に描きました!』とか、『このしろねこしろちゃんは、油絵の具を固めたクレヨンのようなもので描いて、手で擦っています。』『普通は、描いた後で絵本に印刷する時の指示は画面にトレッシングペーパーをあててそれに書き込むらしいんだけど・・・、あたしは本当は絵本を描いている人ではないんですね。だから、(絵本は)初めてだったので、ほら!画面の外に書き込みしてるでしょ?』と楽しいお話で、あっという間のトークショー30分が過ぎていきました。そして、みなさんお待ちかねのサイン会です。


今回のサイン会では、展覧会のミュージアムショップにおいて購入されたMAYAさんの書籍にのみサインをすることになっています。が、トークショー終了後、皆様の素早い動きで早くも長蛇の列ができました。MAYAさんにサインをしてもらったことがある方はご存じでしょうが、「うさぎ」「犬」「ねこ」「骸骨」の4タイプのモチーフから一つ描いてくれます。なので、もらった方は大変うれしいサインですが、描くのに時間もかかることがしばらくして判明。並ばれた方が100名を超えているにも関わらず、1時間のサイン会の時間では、50~60名程度が限界。。。並ばれている方に説明しながら、場合によって2回目のトークショー後に再度サイン会を設定させていただくことになる(待ち時間が長くなる。。ということ。)をお伝えし、ご納得いただいて並んでいただきました。

これまでにも、美術館で公開制作、ワークショップ、展示を依頼したことがあり、アトリエにおいてサイン会を開催したことがあります。その経験を基にMAYAさんの人気度を理解していたつもりでしたがぁ・・・。 エントランスという次から次への新しいお客様が来られる会場では、エンドレスに増えていきましたぁ~。

時間になり、2回目のト-クショーも前回に勝るとも劣らない参加者を得て、お話を伺いました。始まる前にはMAYAさんから「同じ話でもいいんでしょ?」と確認されていたのですが、始まりから、ちょっと違い、2度聴かれた方も楽しめたのではないでしょうか?

『らっこちゃん』というそのまんまの題名の絵本については、『らっこってお腹に袋がついているの知ってました? その袋の中にはお気に入りの石が入っているんですって』というお話から、最後の「らっこちゃん。なんにもきにしてない。」この言葉を構成の際に「らっこちゃん。今日も元気。に変更してはどうか?」と編集の方に言われた秘話を披露。『この最後の言葉は、子どもに向けてではなく、おかあさんたちの為に書いているんです!』とこの言葉への思い入れをお話ししてくれました。
中でもa-tashiが気に入ったセリフは 『描いて気にいらなかったら、消せばいい!修正してるでしょ!?ここ見える?』。
一生懸命上手く描こうとしてしまいがちですが、気楽に描くことが楽しめそうなセリフです。
MAYAさんも熱が入ったようで、2回目のトークショーは45分と話が盛り上がり、延長までしてしまいました。

そして、またまたサイン会です。
先に並ばれていた方52名は整理券をお配りしていたので、その方たちを優先して、サイン再開です。1時45分からずっと、長い長い行列が続き、2回目のトークショーをお聞きになった方も本を購入して並ばれ、4時になっても長~い行列は姿を変えず。5時になってようやく折り返しが見えてきました。
そして、1時から始まったトークショーとサイン会は5時半を回り終了となりました。ご参加いただいた方、MAYAさん、そして関係者の方お疲れ様でした。

すっかり終了されたのち、美術館中庭の灰皿の前に集まった美術館職員とMAYAさんです。MAYAさんのラブサイン(親指と人さし指を立てる)でポーズをとってくれました。
お疲れ様でした。
トークショーでも宣伝されていましたが、MAYAさんの新作紹介で締めくくりたいと思います。『ダックスくんとフントくん』そのままダックスフント(犬)のお話だそうです。(そのまんまの題名が多いですね。)既に完成しているそうですが、販売の予定は1年後だそうで、まだまだ先のお話ですが、楽しみですね。

ほしいよ、ほしいよ、ドクロストーン♪

 yukinkoです。本日は朝から、指令書に使うハンコ(昨年のはこちらをぽちっとな!)を作成するため100円ショップで仕入れてきた消しゴムと格闘しています。さて下の写真は何かといいますと・・・

 何と七色のドクロストーン♪です。(注:タコ星人ではありまセン)これが消しゴムと格闘した結果出来上がった試作品です!・・・といってるそばからa-tashiさんより「え~ドクロに見えな~い、赤が入ってるからタコだよタコ!やっぱり七色がダメなんじゃない?」とダメ出しが・・・(怒)(泣)。
 そうでしょうか、十分かわいい~と思うのは私だけでしょうか・・・(号泣)。仕方なく、泣く泣く消しゴムとの格闘を再開し・・・  できあがったのがコレ!。そして出来あがるや否やyukinko、地に落ちた自信回復のため、今度は世界で一番公平な(一番厳しい、ともいいますが・笑)ジャッジをもらえるみなさんのもとへと一路「こどものとも絵本原画展」の会場へ! ・・・そうです。日曜日の今日は、企画展示室には幼稚園生や小学生の子どもたちがワンサカ来館してくれてます!彼らに突撃アンケートです! これに勝る方法はありません!でも今度こそ本当にノックアウトになるかもしれません!はたして、アンケートの結果は・・・!!
 yukinko「これ、パっ!とみてなんに見える?」
 審査員のみなさん「ドクロ!」「ガイコツー!」(この時、yukinkoガッツポーズ!!)
 yukinko「色はどっちがいい?」
 審査員のみなさん「こっちー!」(yukinko感無量・・・)
と、いうわけで、「ゼッタイ、七色にすると決めちゃった~い♪♪♪♪♪ 」  

2009年6月26日金曜日

in KYOTO & KOBE

チーム・タツノコのテンションが徐々にアガッてきているようですね。
かたやtake4は、先日来書いているように、12月開幕の「円空・木喰展(仮)」の準備が、本格的に軌道に乗ってまいりました。
昨日は、今回の全体調整を行ってくれている企画会社さんがある京都にて、開催館の担当者が集まって、顔合わせ&諸々の打ち合わせ会議がありました。ちなみに、奥田元宋・小由女美術館(広島・9~10月)、美術館「えき」KYOTO(京都・11月)、そして愛媛県美(12~1月)の3館を巡回します。

議題は、出品内容・展示方法についての確認、搬入・展示作業のスケジュール確認、図録・パネル・キャプション作成についてなどなど・・・。監修の先生を中心にtake4も一部お手伝いした出品交渉(こちら)も完了し、出品作品は全て決定。円空・木喰あわせて全部で約120件が出品されます。円空も木喰も、それぞれの展覧会というのは、これまで幾度も開催されていますが、両者合わせてここまでの数の作品が出揃う機会は、ほとんどありません!

展示方法についても皆で議論し、大きな像や背面に墨書銘があったりするものなどは、360度ぐるりとご覧いただけるように、なるべく露出展示を中心に行こう!と相成りました。絵画展とは違って、こういう立体作品オンリーの展示は、現場で簡単には変更が効かないので、事前に何度もイメトレというかシュミレーションを重ねておく必要があります。幸い、愛媛は巡回の最後なので、他2館の展示を拝見できるチャンスがあります。が、逆に言うと、立ち上がりの館は、これほど大変なことはありません。その辺も含め、この会議以降も、極力顔を合わせて、お互いフォローできるようにしたいところです。 とりあえず、早めにレイアウトを考えることが先決ですな。

詳細は、まだまだマル秘な部分も多いので、とりあえずここまでしかお話できませんが、いやー、作品リストを改めて見ていると、すごーく充実したものになりそう(否、します!)です。個性的な仏像が立ち並ぶ展示室を今から想像(妄想)するだけで、ワクワクドキドキしてきます。図録も、デザイン・内容ともに気合の入ったものになる予定です。今までの集大成的内容にすべく、図版写真も全て新規撮影!という意気込みなのです。こちらも乞うご期待。


さて。松山に戻る前に、駆け足でこちらへも行ってまいりました。
兵庫県立美術館で開催中の「躍動する魂のきらめき―日本の表現主義」展(8月16日まで)。
20世紀初頭にヨーロッパで起こった「表現主義」。作家の内面や精神を前面に強く表現するこの芸術運動は、日本の芸術家たちにも、特に大正期を中心に、大きな影響を与えました。岸田劉生、萬鉄五郎などがその代表的存在と位置づけられます。この展覧会は、日本における表現主義を総括する(絵画のみならず、版画・彫刻・工芸・写真・建築・舞台芸術・音楽まで網羅)かつてない規模のもの(全350点!!)で、全国5会場を巡回中。熱い!濃い!密度の高い、素晴らしいプロダクトでした。

当館からも、大正期の新興美術運動に参加し「早熟の天才」と評された、松山出身の柳瀬正夢(1900-45)の油彩3点と、ドイツ表現主義の画家マックス・ペヒシュタイン(1881-1955)の版画2点を貸し出しています。強烈な個性揃いの展示室の中で、しっかりと主張してましたよ。ご苦労さま!
兵庫県立美術館、それから以後の巡回先のお近くの方、是非、ご覧になってください(詳しい内容・巡回先はこちら)。

説明する間もない!

  ・・・本日も「タツノコ名語録」タイトルで登場のyukinkoです。さて、下の写真は何かといいますと~~~

 現在鋭意作成中の、「たんけん!はっけん!タツノコワールド!」指令書ラフ案です。そして「指令書」とは何か!?と言いますと~、ハイ、こちらをぽちっとな、と押して下さい!(昨年の様子が見られます)タツノコ展展示プログラムは、先日(6月20日)からスタッフへのレクチャーも次々と始まり(1回だけじゃないんです~補習もあります~)、この後ユニフォーム作りに(ユニフォームについてはこちらをぽちっとな)、指令用ハンコ作りに(今年はサプライズなハンコですよ~乞うご期待!)、プログラム環境整備~!!と本番に向けての準備作業がどんどん進んでゆきます。

 と、いうことで本日は文字どおり「説明する間もな~い!」yukinkoでした!

 がんばりますっ!!

かわいいお客様

 ご無沙汰しています。a-tashiです。
 現在「こどものとも絵本原画展」を開催中ですが、この展覧会に似合った可愛らしい鑑賞者をご紹介します。それは・・・。

 幼稚園の団体さんです。元気に二人が手をつなぎ、先生の先導のもと、しずしずと美術館に入ってきてくれます。この可愛らしい団体がこの「こどものとも展」では急増。今回の展覧会では美術館始まって以来の試み、3歳児からの入場料金設定を行っているのです。が、幼稚園からの申請で園児分の招待券をお配りしているからでしょうか、平日は2~3団体と多くの園児が来てくれています。
 上の写真では展示室周辺の「トマトさん」や「ばばばあちゃん」のたて看板を見つけ嬉しくなった園児たちに、今回はmiさんが、お話をしています。  幼稚園から大学まで教育機関での団体入場時には、普及係の職員が挨拶に赴き、美術館での約束事をお願いしています。展示作品は唯一無二の物なので、大事に保存していくためのお願いです。お願いしたい事項はいっぱいありますが、園児には2つのお願いをしています。
 はじめに「トマトさん」や「ばばばあちゃん」を知っていますか?と聞くと、殆どの園児が絵本で知っている!と勢い良く手を挙げてくれます。絵本を読むときに絵本の画面を触りながらお話を聞く光景は自然と見られることだと思いますが、ここ美術館では作品は触れません。な・の・で、注意事項その①【作品は触らない!】というお願いをします。
また、見知った「トマトさん」を見つけて、うれしさのあまり歓声を上げてくれる元気な子どもは良い子なのですがぁ~、美術館で大きな声を出すと他の子どもたちも気になってしまうので、小さな声で作品に関する感想や発見をお友達に伝えてもらうように②【小さな声でお話をしてください。】とお願いしています。
みんな真剣にお話を聞いてくれて、「お約束、守ってもらえますかぁ~?」と聞くと、「はぁ~い!」と元気に返事をしてくれます。 そうして、隣の子と手をつないで、仲良く前の子に並んで入場していきます。
その後も、先生が読んでくれるお話にミミを傾けながら、真剣に鑑賞してくれています。なので、平日の午前中10時から11時頃までに入場されると可愛らしい軍団と一緒に鑑賞できるかも知れません。

また、土日には、11時から読み聞かせを行っており、親子共に人気の時間になっています。明日は、午後から今治出身のMAYA MAXXさんのトーク&サイン会を予定しています。暑さの増した今日この頃、美術館で涼しく作品鑑賞など如何でしょうか?

2009年6月25日木曜日

説明しよう!

  「ぽちっとな」に「全国の女子高生のみなさ~ん♪」「大吉でーす・小吉でーす・大凶でーす」、はたまた「オロカ、ブ」まで、せまりくる『タツノコプロの世界展』に向けて、現在タツノコ研究に余念のないyukinkoです。さて、下の写真は何か!?といいますと~  今回のタツノコ展展示プログラム「たんけん!はっけん!タツノコワールド!!」のスタッフユニフォームの色!その名もホットピーンクです!!(前回のユニフォームの詳細についてはこちら
 実はこの色、「タツノコっていったらショッキングピーンクでしょ!決まりっ!!」というプログラムサブ担当a-tashiさんの強い強い強い!要望のもと、実際に着用して頂くボランティアスタッフnさん(男性)の切なる願い「ピ、ピンクですか(泣)・・・」を振り切っての実現となりました。(いえ、yukinkoも確かに納得しました、しましたよおおお・笑)
 でも、いざTシャツが到着してみると今回の展覧会のテーマカラーとしてはぴったり!じゃあ~りませんか!(カワイイ!し、カッコイイ!です)そして、ピンク色の横にチラチラ見えているドロボー柄・・・いえいえ、唐草文様は・・・
 これも、ユニフォームに付属の必須アイテムです!(上の写真では2色しかありませんが実際にはもう一色《紺色》が加わる予定・ムフ。このドロボー柄を思いついた時(お風呂でひらめきました・ウフ)、我ながら、「アタシって・・・天才」とその後数日間、自分に酔っていました。そして、後日パンパカパーン♪とアイディアをa-tashiさんにお披露目したところ・・・ 
 「・・・やるねえ」「・・・さすがだねえ」「天・才だねえええええええ!!!」と、冷ややかなお言葉が・・・・。
 ま、負けないもんっ!

印刷物完成~だコロン!


大変お待たせしました!「タツノコプロの世界展」ポスター、チラシ類がようやく完成しました。 いろいろなイベント盛りだくさん企画しているうちに、どんどんと遅れて しまいました・・・。気がつけば今日はちょうど1月前。もうすぐ始まりま~す!
 タツノコプロの名作は「宇宙エース」、「マッハGoGoGo」、「ハクション大魔王」、「昆虫物語みなしごハッチ」、「科学忍者隊ガッチャマン」、「タイムボカンシリーズ」など数多くありますが、今回はその舞台裏を垣間見る貴重な機会です。初期設定画からセル画、パイロットフィルムまで300点以上もの作品でその魅力を探ります。

 またアニメーションで欠かせないのはやはり主題歌。会場内ではオープニング集もお楽しみいただけます。「♪マッハGoGo!マッハGoGo!」、「♪誰だ!誰だ!誰だ~!」実は今回影武者担当のtake4さんは大のアニメソング好き。早速大量にCDを手に入れてオリジナルCDを編集したそうです。

 スタッフ一同音楽を聴きながら気分を盛り上げます!

2009年6月24日水曜日

考える人々

最近、take4ブログばかりしつこく続いて、スミマセン。
皆、相変わらず忙しい日々であります。
次回の「タツノコプロの世界展」(7月25日~)に向けての準備も、順調(?)に進んでいますので、ご安心&ご期待のほど。

さて。今日の写真。
この2人、何をしているところでしょう。












左はわたくしtake4。右は、育休明けで今年度から復帰の普及係・ツバメさん(ブログ初登場!)。2人とも、「展覧会タイトル命名に悩んでいる(=ひねり出そうとしている)」のポーズでした。
展覧会って、内容は当然大事に決まってますが、それと同じく大事なのがタイトルです。この命名はすなわち「中身のイメージを、端的な語句に象徴させる」作業であり、自主企画展を担当する学芸員ならば、必ず通る道。いわゆるコピーライター的な仕事というべきでしょうか。

タイトルって、ほんとに難しいです。まずはそれで、皆さんの目と興味をググーッと引き付けなければいけません。
個別の作家を取り上げる展示なら、ズバリ作家名をタイトルにすればとりあえずOKですが、内容が多岐に及ぶ場合、それを束ねるだけの「言葉の求心力」が必要になってきます。すなわちインパクトと意味深さを兼ね備えなければ良いタイトルとは言えないでしょう。
初めからタイトルが決まっていること(企画会社のほうで付けられたものなど)もありますけど、大抵は自分たちで考えないといけない。一日中考えても思いつかない時もあるし、逆にある日突然舞い降りてくることもある。「これはナイス!」と思いついても、すでに使われていた・・・なんてこともしばしば。巡回展の場合だと、開催館の担当者で集まって、あれやこれやと話し合って(ときに激論もあるかも?)決めたりします。キャッチーでシンプルで、でも企画者・担当者の思い入れも伝えたい・・・。展覧会を世の中に送り出すための、その最初の「産みの苦しみ」かも知れません。

ちなみに、当館で近年開催した企画展のうちで、自分たちで命名したものを挙げてみると・・・。
 ・杉浦非水の足跡―つくられるイメージ―(2004年度移動美術館)
 ・ダリの宇宙とシュルレアリスムの巨匠展(2005年度)
 ・魚のすがた展―みる、釣る、喰う、祈る、遊ぶ―(2006年度)
 ・愛媛の名工ふれあい展Ⅱ―しあわせな和のかたち―(2006年度)
 ・松山藩御用絵師 松本山雪―桃山と江戸のはざまに―(2006年度)
 ・愛媛の名工ふれあい展Ⅲ―匠の技と心、未来へ―(2007年度)
 ・開館10周年記念所蔵品展 アートの散歩道(2008年度)
 ・没後10年 畦地梅太郎展―山のいのち、人のぬくもり―(2008年度)

こうして振り返ってみると、ウチの傾向としては、メインタイトルは直接的にして、サブタイトルで展示イメージを補足するという形ですね。オーソドックスと言えます。これが、もっと現代美術中心の館や展示だと、メインタイトル自体がオシャレなコピーみたいになってることが多いですよね。さらに印刷物や図録のデザイン上の配慮などから、英語(その他外国語)タイトルを付けることもあります。例えば「魚のすがた展」の時は「Fish and our Lives」という英語タイトルを皆で考えました(←直訳じゃないところがミソ)。

自分が組み立てていく展覧会のイメージを、的確で分かりやすい言葉に置き換える作業は、展示内容を一度冷静に客観視する意味でも、重要なことだと思います。思い付き(=ひらめき)がそのまま正式タイトルになる時もごく稀にありますが、大抵においては同僚にも相談して叩かれながら(笑)、熟成させ、やがて濾過抽出されるように決定していくのです。

take4は12月スタートの「円空・木喰展(仮)」の(仮)を、早いとこ取らねばなりません!実は明日、開催館での全体会議があるので、その時にはタイトル決定!と行きたいのですが・・・。今夜、夢のお告げがありますように(^^;)
あ、ツバメさんのほうは、企画書を作るためにとりあえず仮タイトルが付けられたようです。焦るよぉぉ・・・。

2009年6月21日日曜日

いざ阿波へ

あれ、10日ぶりの更新ですね。

愛媛県美術館の友の会には、入会するとさまざまな特典があります。
そのうち一つに研修旅行というのがあります。美術館・博物館めぐりを中心にした旅行で、日帰りバージョン(初夏)と、2~3泊程度の宿泊バージョン(秋~初冬)の毎年2回開催しています。
日帰りバージョンは、中四国の近県へ行くのが恒例です。宿泊のほうは、ここ最近は関東・関西方面へ行っています(ゴージャスに海外に行った年もありましたが)。

昨日と今日は、その日帰り研修旅行の日。
毎回参加のお申し込みが多く、日帰りバージョンは2日に分けて行っています。今回は2日合わせて、何と総勢230人ものご参加が!各日大型バス3台ずつで行くことになりました。

この旅行には、毎回必ず普及係長が同行しておりますが、何せこのような大所帯なので、我々学芸員からも、選抜部隊(?)が何人かご一緒する場合もあります。
今年は、昨日の班が魔王普及係長とmiさん、そして今日の班がa-tashiさんとわたくしtake4が参加いたしました。

今年の行き先は、徳島(※両日とも全く同じ行程です)。
朝7:40過ぎ、友の会スタッフのkuoさんに見送られながら、美術館前をバス出発!
高速道路をひた走り、11:00前に、まず最初の目的地、徳島県立阿波十郎兵衛屋敷へ到着。


ここでは国の重要無形文化財である「阿波人形浄瑠璃」が毎日上演されています。
人形浄瑠璃の傑作「傾城阿波の鳴門」の一場面を鑑賞。人形遣いの方々の繊細な動きもさることながら、take4は義太夫の迫力に圧倒されてしまいました。

浄瑠璃を見終わると、時間はちょうどお昼時。朝早い出発だったので、続いてはみなさんお待ちかねのランチターイム!近くのホテルに移動し、松花堂弁当をいただきました。
お腹も満足したところで、次の目的地へ。


お次は、徳島市立徳島城博物館
徳島城跡の中央公園内に建つこちらの館は、徳島藩主・蜂須賀家関連の資料を多く収蔵しています。
蜂須賀家の御用をつとめた江戸後期の鈴木芙蓉(ふよう)以下3代の絵師たちの作品を紹介する企画展や、館に隣接する「旧徳島城表御殿庭園」などを鑑賞。
ホテルを出る時に小雨がぱらつき出したのですが、博物館に着く頃にはほぼ止んで(日ごろの皆さんの行いが良いからでしょう!)、特に庭園散策にも支障はありませんでした。


続いて、最後の目的地、徳島県立近代美術館へ。
ヨーロッパのアール・ヌーヴォーポスターを紹介する企画展を鑑賞。ちょうど最終日だったこともあってか、我々以外にも多くのお客さんがおられ、館内は賑わっていました。
take4もa-tashiさんも、続けて見た常設展(所蔵品展)に感銘!
こちらのコレクションは、「人間」をテーマにした20世紀美術だそうですが、非常にユニークでとりどりの現代美術が展示されていて、面白かったです。やはり、その館の魅力(あるいは底力)というのは、所蔵品を拝見してこそ。刺激になりました。 愛媛もがんばらねば。

そんなこんなで、あっという間に出発予定時刻が・・・。午後4時前、再び松山へ向けてReturn!
土日ということで、2日とも道路がやや混んでいたこともあり、松山へ戻ってきたのは、予定より40分ほど遅れて、午後7時半過ぎでしたが、無事に皆さん解散できました。お疲れ様でしたー!

旅行の他にも、友の会には特典がいっぱい。例えば、企画展は会期中に各1回ずつ、常設展は1年間に何度でもご覧いただけますし、友の会主催の美術教室などもあります。入会手続きは、随時、南館のふれあいアートセンターにて受け付けております。会員証は即時発行できます。
秋の宿泊研修旅行も、担当の魔王係長の頭の中では、すでにいろいろ企画が練られているようですので・・・どうぞお楽しみに。ご入会まだの方は、是非このチャンスに!

2009年6月11日木曜日

ちょっとだけよ

明日から、常設展(所蔵品展)が新しく模様替えしてスタートします(9月13日まで)。
今週は、スタッフ総出で、ずっとその展示作業でした。
今の時点で、展示そのものはほぼ終了しましたが、最後の最後まで、パネルやキャプションの作成(ハンドメイド)に追われているスタッフもおります。
ではちょっとだけ、予告編。


○常設展示室1(日本画)
 松本山雪と近世絵画
 武智光春コレクション 福田平八郎 夏の風物




○常設展示室2(洋画)
 平成20年度新収蔵品展
 野間仁根―描くよろこび





○常設展示室2(西洋美術)
 海外の名作 クールベ、モネ、ルドンほか





○常設展示室3(日本画・洋画・現代美術)
 作家のまなざし―移りゆく世界を描く





○特別展示室  
 杉浦非水の眼





企画展だけじゃなく、美術館のアイデンティティである普段の常設展にも(にこそ!)、学芸一同、毎回気合を入れて臨んでおりますが、今回はどの部屋も、かなり密度の高い展示ですよー。

中でも、密やかな目玉としてtake4イチオシなのが、特別展示室の「杉浦非水の眼」です。
商業デザインの先駆者として知られる松山出身の杉浦非水(1876-1965)。彼が手がけた三越や東京の地下鉄開通のポスターは、大正・昭和初期のモダンな風俗を表現したものとして、皆さんも一度は目にされたことがあるかと思います。
当館は、ご遺族よりたくさんの非水作品をご寄贈いただいておりますが、作品以外にも、彼の制作背景、あるいは生活そのものをうかがうことができる興味深い遺品類も多く収蔵されています。長らく未整理だったこれら遺品類の中からピックアップして、このたび初めて一堂に公開します。

製図・筆記用具などはもちろんですが、めがね、財布、ライター、手帳などなどの身の回りの品々が、ケースいっぱいに展示されています。いざ、タイムカプセル開封の時。
展示しながら、次々出てくる品々に、皆でワーキャーと狂喜乱舞。嗚呼、昔の人って、なんて心が豊かでセンスがよいのかしら。これらの品々を通じても、やはり非水はイメージ通りのモダンでオシャレな人なんだよなぁ。
小さな展示室でのささやかな展示ですが、いつもとは一味違った雰囲気でご覧いただけると思います。これは、ぜひお見逃しなきよう!

では、明日から新たな装いで、皆様をお待ち申し上げております。

2009年6月6日土曜日

THE LAST RYOKAN

take4です。
良寛展の作品返却も、いよいよ最後の1日となりました。
と同時に、長らく書き続けてきた良寛ブログも今日でおしまい(予定)。
くだくだしたつぶやきにお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
では、ラスト良寛、行ってみよー!


本日の返却は2件。
まず午前中は、燕市分水良寛史料館へ。
史料館がある地蔵堂(旧・分水町)は、昨日うかがった国上山麓からも程ない場所で、良寛が少年期に漢学を学ぶために通った儒学者・大森子陽の塾があった地。おとなりの和島村(現・長岡市)の木村家と併せて、良寛を支援した「御三家」と呼ばれる阿部家・解良(けら)家も、この分水の旧家です。史料館では、近隣に残る良寛遺墨や親交のあった人々の資料を収集・展示されています。
館長さんには、今回、借用以外にも大変お世話になりました!

そして午後。最後の締めくくりは、こちら木村家です。
借用の時と同様、母屋の広い居間で、ご当主とともに1点ずつ開梱・点検作業。
全て異常なし、返却完了!張り詰めていた緊張の糸が、ようやく全部解けました。

作業の後は、ご当主に改めて展覧会の報告。そして良寛さんについてしばし談義。
ご当主は、代々伝来してきた良寛書を静かに「保管」しているだけの立場ではなく、ご自身で、良寛とその書芸術について、さらには作品を適切に保存していく方法についても、日々勉強されています。

価値の高いこれら良寛書の名品を、秘蔵するのではなく、全国の皆さんに公開し、見ていただくことが極めて大事である。そしてそのためには、しかるべき保存方法を考慮・実践しないといけない。そのお考えやスタンスは、学芸員と全く変わらないものです。最後に改めて、お話をさせていただいて、こういうご所蔵家がいらしてこそ、我々の研究や展示は支えられ、成り立っているのだと、そしてこれからもそうあるべきだと、帯を締め直しました。

今回、書の企画展を初めて担当することとなり、しかもいきなり良寛さんという書道史上でも孤高の存在。
プレッシャーよりも、むしろ「恐いもの知らず」で突っ走った部分が大きかったと、振り返れば冷や汗が出ますが・・・実に勉強になりました。木村家ご当主・元蔵氏をはじめ、各ご所蔵者の皆様、ご助言・ご教示をくださった皆様に厚くお礼申し上げます。


さてとっ。明日は松山へ帰るため、ホテルに戻って荷造りしつつ、このブログを書いておりますが、パソコンの横には・・・甲冑フィギュア。しかも直江兼続バージョン。
ということで、恒例(?)本日のおまけネタ。

今日の昼休憩で立ち寄った出雲崎の道の駅で発見し、歴史好きな作業員さんとおそろいで(^^;)購入してしまったこのフィギュア。戦国武将シリーズの1体らしいですが、それぞれ各人ゆかりの御当地でしか売ってないという触れ込みだそうで。

木村家のある和島村及びはじめにお話した分水町の東南に隣接する与板(よいた)の町は、良寛の父・以南(いなん)の生誕地、また弟・由之(ゆうし)が晩年に住んでいた所として知られますが、さかのぼって桃山時代には、兼続が直江家を相続し、最初の居城となった本与板城があった所。まさに天地人ゆかりの地として、今非常に注目されているスポットなのです。

新潟県内どこに行っても、天地人グッズだらけ。ただし、どれもこれもイマイチ触手が伸びなかったのに、このフィギュアはどういう訳か、勢いとノリで(?)欲しくなり・・・。職場の机上をしばし飾ることでしょう。あ、でもこれって巷を賑わす「レキジョ」向けグッズなんでしょうか?

良寛さま・・・最後に浮気してゴメンなさい。これも良寛さまの縁に導かれたものということで、許してください。

2009年6月5日金曜日

華麗なる(?)食生活

take4です。
良寛展作品返却の旅、3日目。今日は一気に5ヶ所を回るタイトな行程。しかも新潟市→出雲崎町→燕市→長岡市とあちこち移動していました。
本日1枚目の写真は、新潟市から寺泊・出雲崎を通って柏崎市へ向かう国道402号(通称「日本海夕日ライン」または「越後七浦シーサイドライン」)通過中の車窓より。海岸線沿いの道なので、広大な海原がご覧の通り。杉本博司の作品みたいだ!

あいにくドンヨリ曇り空で、ちょっぴり荒涼とした寒々しい景色(気温21度くらいでしたが、早くも泳いでるツワモノがいた!)・・・。民宿や海の家が至る所にあるので、夏場は賑やかなんでしょうね。前回のリベンジを期した佐渡島は、結局見えずじまい。

さて。新潟と出雲崎の間にある寺泊で、ちょうどお昼休憩の時間となりました(と言っても、もう午後2時前でしたが)。
日本海の海の幸が水揚げされる寺泊漁港。
市場内に立ち並ぶ食堂のうちの1軒に入りました。
本日のランチ、ウニ丼!海鮮汁付きで1,500円なり!
瀬戸内のウニも、小粒ですけどほっこりと美味しくてtake4は好きです。
対して日本海のウニはトロリ~んと濃厚さがハンパでない。 あぁ贅沢だなぁ・・・かつ、お安い。

長期間・長距離移動の作品集荷・返却になると、食事は移動中の高速道路のサービスエリアで済ませることが普通です(朝食はともかく、残り2食はSAで・・・なんてザラです。時間も不規則)。あとは、例えば東京都内なんかだと、トラックを停められるような所がないので、コンビニおにぎりを車中で食べる・・・とか。

しかも、体力資本の作業員さんたちと一緒なので、ついつい彼らにつられてズッシリした肉系定食とかを食べてしまい、その後ひたすらトラックに乗ってて、体は動かさないから、全部身になる(笑)。実に不健康です。
もちろん観光旅行ではないので、御当地の美味しいものなんて、はなから期待なんてしちゃいけないんでしょうけど・・・ごくたまにこういう食事にありつけると、「地球に生まれて良かったー!」って思ってしまいます(笑)。


・・・お仕事に戻りましょう。
午後は、まず出雲崎の良寛記念館へ。近代日本画5点を返却。

展覧会が終わっても、作品がお借りした時と同じ状態であることを、ご所蔵者に確認してもらってOKをいただくまでが、こちらの責任です。梱包前は異常がなかったはずなのに、輸送してきて開梱してみたら壊れてた・・・なんてことは、本来あってはならないし、考えたくもありませんが、そういう事態ももちろんゼロとは言い切れない。ある意味、最も緊張する瞬間かもしれません。確認後の「はい、結構です」の一言が、何とホッとすることか。

続いては、今回の目玉の一つであった草書屏風(こちらこちら参照)のご所蔵者のもとへ。木村家所蔵の名品たちと併せて展示したいというこちらのワガママに、快くご承諾いただいたことに、改めてお礼申し上げました。

前後しますが、このお宅へ向かう途中に、良寛さんが木村家に身を寄せる前の10年間を暮らした草庵がその境内に建っている(後世の復元です)乙子(おとご)神社があるので、この目で見ておこうと思い、ちょっと寄り道。
当地の霊山・国上山(くがみやま)のふもとの森の中にたたずむ神社とその脇の庵。遠くに滝の音も聞こえ、夕闇迫る時刻だったので、懐かしいような、でも心細くなるような不思議な感覚になりました。あぁ、でもこれが確かに良寛さんの居た場所だ・・・と体感。

これにて、最もタイトな一日は無事終了。今日の宿泊地、長岡に到着しました。
日に日にトラックの中の作品が減っていくのは、さみしい反面、安堵します。
明日は、いよいよ木村家へ!もうひと頑張り。


最後に、もひとつおまけのグルメリポート。
先ほど、街に出て晩御飯に食べてきたのは「へぎそば」。
魚沼地方(小千谷)発祥のお蕎麦です。
つなぎに海藻(布海苔)を使っているので、ほんのりグリーン。後口も磯の香り。
「へぎ」とは薄く削いだ板のこと。お蕎麦は食べやすく一口サイズに丸めて盛り付けてあります。これがまるで織物のようで、見た目も美しいのです。薬味に辛子をつけるのが流儀だそうです。

take4に限らずとも、四国の人間って、基本的に「うどん文化」です。
なので、蕎麦が美味しい地域に行くと、つとめて食べるようにしているんですが、この「へぎそば」は新たな出会いでした。

2009年6月4日木曜日

Echigo again

take4です。
5/31で終了した「良寛墨宝展」。撤収作業もつつがなく終わり、再び返却のために新潟へ。
昨日の朝、作品を積んだトラックにtake4も乗り込み、松山を発ちました。これから日曜日までの4泊5日、各ご所蔵者を回ります。

昨日はまず岡山県内2ヶ所を回り、京都まで進んだところで1泊。
今日は移動のみですが、今朝は9時に京都を発ち、ひたすらひたすら新潟へと走る・・・。

北陸道を琵琶湖沿いに北上し、金沢・富山までは2~3時間ほどで着いたので、この辺りで心理的にちょっとホッとしたものの、このあと新潟県内へ入ってからが長い長い・・・。日本海沿いの海岸線が延々続きます。
新潟市内へたどり着いたのは、18時過ぎでした。こちらも結構蒸し暑いです。






車中の様子。
4泊分の荷物、パソコン、点検道具一式、お礼の図録やお菓子etc.
作業員さん2名(途中2時間おきに休憩&ドライバー交代します)とともに動いてますが、take4はずっと後部座席に乗っております。
今日はさすがにオシリが痛い・・・(泣)。





夕暮れの越後平野は、すでに田植えも終わって、一面青々とした水田が広がっていました。
明日の新潟は、どうやら午後から雨模様。雨の中の作品借用・返却はいつも以上にピリピリと気を使います。
どうか、小雨でおさまってくれますように・・・。

2009年6月3日水曜日

声の魅力



 「こどものとも」絵本原画展の関連イベントとして、先週末より、土曜、日曜に「絵本のよみきかせ」を行っています。「よみきかせ」に熟練したボランティアさんたちが、絵本を読んでくれるのですが、さすがに上手い!! 物語に聴き入るあまりボランティアさんに接近しすぎて、「ちょっと離れたほうが絵がよく見えるよ」と言われる子まで・・・ やはり、絵本は声に出して読んだとき、言葉と絵とが一体になって、物語の世界をより一層生き生きと伝えてくれるのでしょう。


 これからまだ1ヶ月ほど会期があります。たくさんの子どもたちが原画を観たり、「よみきかせ」に参加することで、素敵な体験をしてくれたらいいなあ、と思っています。

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