take4です。
「タツノコプロの世界展」はじまりましたねー。
担当ではなかったのに、結局はあれやこれや展示の手伝いに奔走し、おかげで(?)タツノコキャラたちにさらなる愛着を抱く結果に・・・。ま、いいか。
あとはj.b. & yukinkoペアに任せた!
ということで、take4は本来の担当業務を再開。今日は、四国内を回る出張へ出ておりました。
12月12日スタートの
「円空・木喰展」の作品集荷です。
え、ポスター・チラシもまだ影も形もないのに、いくらなんでも、早過ぎないかって?
その通り。普通なら4ヶ月も前に作品を借りてくることはありえません。
この展覧会は、愛媛の前に2会場を巡回します。トップバッターは、奥田元宋・小由女美術館(広島県三次市)で9月4日に開幕。なので実際には、スタートまであと1ヶ月という時期なんです。
総出品数120件以上。東は栃木・新潟から、西は山口・愛媛まで、全国約70ヶ所からお借りするという大規模なもの。ただでさえ集荷には時間が掛かります。しかも、円空仏・木喰仏ともに、お寺や神社のご本尊・ご神体として祀られているものがほとんどのため、先方がお忙しくなるお盆の時期までになるべく済ませたい。さらにさらに、今回はこれまでの円空・木喰関連の展覧会とイメージを区別させるために、図録掲載用の写真を全て新撮!
こうした事情から、通常の集荷時期(開幕の2週間前くらいから集荷開始するのが普通です)よりは早いことには違いありませんが、よくよく考えれば結構ギリギリなのです。
70ヶ所もあるので、集荷も分担しながら・・・ということで、四国内はtake4が受け持つことに。
昨年12月に交渉に伺った3ヶ所(
その時のブログ)を、再び企画会社の担当者さん&専門作業員さんと回ってきました。
すでにニュースでも報道されてますが、この2週間ばかり、西日本各地は集中豪雨に見舞われています。
愛媛も、梅雨入り以降、全然雨が降らずに、一時期は断水の危機が目前まで迫ってきていたのですが、一転、このところ毎日雨・雨・雨・・・おかげでダムは元通りにはなりましたが、今度は降り過ぎで、災害の危険性が。実際、山口や福岡では土砂崩れや水害が続発しています。

今日も、昼前から例によって土砂降り。作品借用の時の雨ほど、最悪なものはありません・・・。美術館・博物館のように、屋内にトラックが停められ、濡れずに作品(の入った箱)を積み込めるならまだしも、今回のようにお寺・神社の場合、建物にぴったりと車を寄せることが非常に難儀なため、堂内で点検・梱包したら、箱自体も絶対に濡れないようにビニールシートをかぶせ、時には数十メートル離れたトラックまで運ばないといけない事態。足を滑らせたりしたら、一貫の終わりです。

本日最大の緊迫の舞台は、2件目のお寺。到着した途端、ありえないほどの豪雨。
しかも、トラックが境内の中にすら入ってこれないような場所。お堂までは、ざっと50メートルほど・・・。一同、苦笑いと沈黙(^^;)
何とか梱包資材を運び入れ、点検・梱包開始。
お借りするのは、な、なんと重さ100kg以上の丸太(中に木喰仏が彫り込まれている「立木仏(たちきぶつ)」という形式のもの)。よりによって、こういう作品の時に、この雨とは・・・皆、作業しながらも外が気になる・・・(上の写真は梱包直後です。仏像はこうやって薄紙とさらしで保護して、特製木枠に固定します。なので、さらに重量がアップします)。

この降り方じゃ当分止みそうもないし、ビニールシート2重は覚悟だな・・・と誰もが思っていたところ。
徐々に小降りに(左写真)・・・ラ、ラ、ラッキー!!!
ひょっとして、木喰さんの奇跡!?
「今のうちだ!」
ただし、完全に雨は止んでくれなかったので、結局ビニールシート1枚でカバー。
作業員さん4人がかりでやっと持ち上がる巨像。
「足元注意!」「せーのっ!」
大きな声を掛け合って、ゆっくりお堂の石段を担いで下ろし、トラックへ。ただし、超ヘビー級な上、大事な大事な仏さまですので、早足は厳禁です。
開始から約1時間後、無事、積み込み完了。ようやく安堵の空気が・・・ああ、よかった。
雨でずぶ濡れ・・・は避けられたけど、冷や汗でビッチョリ。
何とか3ヶ所ともトラブル無く、完了しました。
take4の出番はひとまず今日のみだったので、あとは託して途中でトラックを見送りましたが、明日は中国地方での集荷へ・・・。今、一番雨がひどい場所。無事を祈るばかりです。
ブログでもすでに何度も書いてますが、集荷・返却は、展覧会の中でも最も気力・体力を使う部分です。
雨は何よりその大敵!久々に堪えた一日でありました。