サヨナライツカ
出会いがあるから、別れがある。
「円空・木喰展」は先ほど、無事閉幕いたしました。
今日一日で、会期中最多の1100人以上もの方にお越しいただきましたー!
しかし、幸い「おしあいへしあい」にはならず、皆さん静かに見入っていただけました。
兵庫県・東光寺のご住職や、香川県・鴨神社の宮司さんなど、遠路はるばるご所蔵者の皆さまもお見えになられ、盛会のお言葉をくださいました。
果ては(?)大学時代の同級生(かつて木喰の調査もしたことある)もわざわざ見にきてくれるなど、終始事務室と展示室をバタバタと何往復も・・・。ありがたいことです。
図録も午前中で完売!
残念ながらお買い求めいただけなかった皆さま、申し訳ありませんでした。
そして午後6時。最後のお客様をお見送りし、スタッフの終礼を行うと、名残惜しむ間もなく、すぐに撤去の準備に入りました。
明日の夕方には、像は全て梱包され、またもとの住処へとそれぞれお戻りになっていきます。
展覧会が終わるときは、あっという間。作品が出て行った後は、ユメマボロシだったかのように、跡形もなくなります。
でも、グッと涙こらえて、最後の最後まで作品の安全を確保するのがお仕事です。
またいつの日か、それぞれの像が守り伝えられている場所を訪ねて回りたいものです。
円空と木喰が歩き、庶民と触れあい、人生をそそいだ旅をなぞる。さぞ感動的な再会になるに違いないでしょう。またいつの日か必ず。
それに、いつまでも湿っぽいのはいけません!
別れの後には、当然新しい出会いがある。
ということで、今年度は、まだまだ2つの企画展が残っています。
一昨日からスタートした「ミルコトカラハジマル―自然との対話」(~2月28日)、そしてさらに2月20日からは「みづゑのきらめき―中川八郎、大下藤次郎と近代日本の水彩画」(~3月22日)もはじまります。
また新たな作品との素敵な出会いに期待して、「円空・木喰展」のブログはこれにて締めたいと思います。


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