愛媛県美術館のブログ

愛媛県美術館の日々の活動をちょっとずつ書き込んでいます。 美術館の事業準備状況、イベント報告、ある日の出来事などなど、美術館の活動を垣間見ていただけるように頑張ります。

2010年1月27日水曜日

二つの自然を考える♪

先の先の(遅くなってしまいました。_。)日曜日に開催されたワークショップ報告を遅ればせながらa-tashiがお伝えします。

『ミルコトカラハジマル』のワークショップ第一弾は、常設展示室3の右側の壁面一面をドローイングで埋め尽くした作品を展示されている真鍋 武さんの「アートで確認《私と自然の関係》-二つの自然を大切に-」でした。10時~15時半までという長い?短い?ワークショップでしたが、予定人数を超える13名の方が参加して開催することができました。(ありがとうございました。)

朝からの講座ということで、展示室で『アートのタネ』を入手してきた方たちも多く、みなさん見せあいこをされたりと和気あいあいで始まったこのワークショップ。
午前中は、鉛筆2B~4Bや色鉛筆を使った制作を行います。
始まってすぐにB5程度の画用紙が配られ、人数分の葉っぱが卓上に並べられます。「ウォーミングアップに、10分間で、一回り大きな葉を描きましょう。」との真鍋さんの掛け声で、紙と葉を見比べながら熱心に描くという形で静かに講座が始まりました。

皆さんは、スケッチすることって最近ありますか? 普通の生活ではスケッチすることも少なくなっているかもしれませんね。a-tashiも美術系の学校出身ですが、現在鉛筆を握ることすら・・・。

展示している作品で、お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、真鍋さんは毎日ドローイングを続けていらっしゃるとのこと。真鍋さんの普段の制作を想像しながら描く講座になりそうです。

そうこうしているうちに、2枚目の紙が配られ、またまた葉っぱを描くことに。ですが、「中心を見つけ、放射線状に徐々に描いてみましょう」と課題が足されました。葉っぱだと、輪郭を描いたり、センターの葉脈をスッと描きたくなるのを。。。「放射線状に徐々に描いてみてくださいね!」という真鍋さんの声に、皆さん、戸惑いながらも真剣に葉っぱを見つめていました。

出来あがってみると、雰囲気の全く異なる作品が!  
ちょっと着眼点を変えることで、戸惑いもあり描き難さを感じたでしょうが 新たな発見も見出したようでした。

「ウォーミングアップはできましたか?」との真鍋さんの問いかけとともに、お次は、黄色い布と少し大き目の画用紙。そして、子ども用のスニーカーやわらじが配られました。

今度は何なに???と黄色い袋を広げてみたりしていたら、「画用紙の上に黄色い布を広げ、描く手元や描いたものが見えないようにして描いてみましょう!」と快活な真鍋さんの声。見ないで描く???? 悩むのもその通りですよね? みなさん、これまで良く観察して描きましょうとは言われても、手元を見ずに描いたことってありますか?

一度鉛筆の先を画用紙から離すと分からなくなるので、大きな輪郭をとってから描き始めるのではなく、2度目に葉を描いた時のように(一筆書きのように)、描き進めることになりました。

画用紙からはみ出ないように気を使ったからか、少し小さめに描いた方が多かったです。また、一筆線で靴やわらじを描くのが難しいようで、何度か鉛筆が離れたようです。でも、見えていないので、少しずつずれていき、3D画像のような面白い絵が出来上がりました。 でも、わらじを描いているとか、スニーカーを描いた!と解るのです。 この描き方、是非皆さんも試してみてください!
とっても、真剣に描いているので、アトリエの中は、しーんと静まりかえっているのですが、慣れない描き方に、楽しさが滲んで?皆さん口元が緩んでいましたよ!

お次はなにをするの???と参加者も乗ってきたところ、期待に応え、たくさんの色鉛筆とともに、中身の見えない黒いナイロン袋がテーブル毎に配られました。
ここでの約束は、中身を見ない! ナイロンの外側から形を探らない

開いているところから手をつっこんで手探りにより、中にあるモノの形をグループで相談しながら一つの絵に仕上げる。。というもの。最初はこわごわ手を入れていた参加者も、中身がぬいぐるみらしきもの?!と解り、手触りや形の報告に余念がなくなりました。手足らしきものや羽のような形から、徐々に形を想像して確認していっています。タグや縫い取りの方法までも話し合っています。さてさて、何が入っているのでしょう?

「色も想像して描いてみてくださいね。そうそう名前を付けてみて。描いた方のサインも入れて」
それぞれグループ毎に異なるものが入っているようです。蛙か亀かと悩みながらも緑や茶系で色を塗っていたグループ。最後に出来上がった作品を見せて、どこが特徴的だったか、題名はこうしたと代表者の説明の後、黒いナイロン袋から取り出してみれば・・・・。結構合っているではないですか?! 


グループのみんなも意気投合したところで、午前最後の出題です。
細長いボードを各グループ毎に配り、「好きな色鉛筆で、周囲に1cm程度内側にラインを描いてください。何色(なにいろ)で描いてもいいし、何色(なんしょく)使っても良いですよ。」みなさん、ドキドキしながら、譲り合いながら線を引いています。「では、これから、一人が一本の線を引いて一つの○を描いて、次の人がまた一本の線を引いて、一つの○を描き・・・を繰り返します。線は曲線か直線をグループで決めたら途中で変更はできません。また、丸は塗りつぶしても良いし、塗りつぶさなくても良い。解りましたか?!」
こつを掴んできた方々は、順番が来るまでに色鉛筆を持ってスタンバイ。スッと線を引ける方も居られれば、じっくり悩んで線を引く方も居られ、徐々に色で埋め尽くされるボードは楽しい世界が広がっていました。
本当は、しっかり描き込めば書き込むだけ面白くなってくる描き方とのことですが、今回は時間に制約があり、30分程度で終了。(グループの代表が持ち帰り、自宅で楽しんだそうです。最終日に持ってきて見せてくれたら嬉しいなぁ~。読んでくれていることを期待して。)

楽しい昼食の後は、着込んで館外に出かけることにしました。
愛媛を離れて久しい真鍋さんですが、展示作業の合間にお城山に登って来られ、ここぞ!というところを見つけてきてくれていました。
午前中をかけて、自分が意識していると思っているもの、またそれを引き出すこと=無意識で描くことの難しさ、その試みの一端を追体験した内容でしたが、午後からは、実際の枯れ植物の採取に出かけることになります。
この冬の時期、植物なんて余りないんじゃない?!と思い勝ちなのですが、、、、良く見れば枯れ草の中に、愛らしい姿を発見するのです。しかも、大勢が通っている道なのに、次々と発見できるのです。
美術館に戻って、新聞の上に広げてみると、色んな種類の植物が見つかっていることが解ります。立ち枯れている植物を手で折って戴いてきていますが、今度はハサミで好みの長さにカットしてナイロン袋に入れていきます。

出来上がった植物標本は、お気に入りは参加者が持ち帰り、半分は美術館の真鍋さんの作品のとなりに飾ることになり、みんなで飾ることも行いました。
新館2階の展望ロビーや、西館への渡り廊下のガラスに張っている真鍋さんの『植物標本』 現在お住まいの茨城県やアメリカなどのご友人が送ってくれたものを飾っていましたが、今回の愛媛県の標本がプラスされ、完成!と相成りました。

一つ一つナイロン袋に入れられて、まじまじと見つめてみると、思いもかけない可愛らしさや不思議なまでの美しさを実感させられます。
皆さんも散歩などの道すがら、ちょっと目を止めてみては如何でしょうか? また、手近な紙に鉛筆を持ち、動かしてみては如何でしょうか? 思いもかけない形が生まれるかも知れません。

2010年1月26日火曜日

ミルコトカラハジマル ハジマル


「ミルコトカラハジマル」始まりました。
作家との交渉を始めたのが9月。急なお話、かつわずかな準備時間にもかかわらず、選定した8名の作家の方には展覧会の参加を快く引き受けていただき、作家の全面的なご協力のもと、展覧会をオープンすることができました。
8名の作家のみなさんには、心より感謝しています。

ミルコトカラハジマルでは、作品の展示だけではなく、作家の考えや制作の一端がうかがえるイベントが随時開催されます。

オープン初日とその翌日には、出品作家の村上保さんと山本修司さんのアーティストトークが会場にて行われました。
 
村上さんは、蝸牛や兜、棺、風船といった空洞を抱えた題材を、空洞を持つ乾漆という技法で表現し、その目に見えない空洞の部分に鑑賞者が想像を膨らませることを想定した作品づくりから自らが携わる現代美術について、わかりやすく語っていただきました。
 

山本さんは、日々の生活の中で目に映る自然の様子を通して、地球や宇宙にまで思考を及ぼし、再び取り巻く自然の日常を見つめ直す作業の繰り返し、制作を展開している話を熱く語っていただきました。
 

ミルコトカラハジマル。8名の作品をミルコトを通して、みなさんの生活の中でちょっとした変化が起こることを期待しています。

2010年1月24日日曜日

サヨナライツカ

とうとう、この日が来てしまいました。
出会いがあるから、別れがある。
「円空・木喰展」は先ほど、無事閉幕いたしました。
今日一日で、会期中最多の1100人以上もの方にお越しいただきましたー!

午前中から、展示室は混雑状態。
しかし、幸い「おしあいへしあい」にはならず、皆さん静かに見入っていただけました。
兵庫県・東光寺のご住職や、香川県・鴨神社の宮司さんなど、遠路はるばるご所蔵者の皆さまもお見えになられ、盛会のお言葉をくださいました。
果ては(?)大学時代の同級生(かつて木喰の調査もしたことある)もわざわざ見にきてくれるなど、終始事務室と展示室をバタバタと何往復も・・・。ありがたいことです。
図録も午前中で完売!
残念ながらお買い求めいただけなかった皆さま、申し訳ありませんでした。

そして午後6時。最後のお客様をお見送りし、スタッフの終礼を行うと、名残惜しむ間もなく、すぐに撤去の準備に入りました。
明日の夕方には、像は全て梱包され、またもとの住処へとそれぞれお戻りになっていきます。
展覧会が終わるときは、あっという間。作品が出て行った後は、ユメマボロシだったかのように、跡形もなくなります。
でも、グッと涙こらえて、最後の最後まで作品の安全を確保するのがお仕事です。

またいつの日か、それぞれの像が守り伝えられている場所を訪ねて回りたいものです。
円空と木喰が歩き、庶民と触れあい、人生をそそいだ旅をなぞる。さぞ感動的な再会になるに違いないでしょう。またいつの日か必ず。

それに、いつまでも湿っぽいのはいけません!
別れの後には、当然新しい出会いがある。
ということで、今年度は、まだまだ2つの企画展が残っています。
一昨日からスタートした「ミルコトカラハジマル―自然との対話」(~2月28日)、そしてさらに2月20日からは「みづゑのきらめき―中川八郎、大下藤次郎と近代日本の水彩画」(~3月22日)もはじまります。
また新たな作品との素敵な出会いに期待して、「円空・木喰展」のブログはこれにて締めたいと思います。

2010年1月23日土曜日

青春のリグレット

昨日めでたく開幕した「ミルコトカラハジマル」
矢継ぎ早にブログも上がってますからね・・・こちらも引き続きチェックしてください。

で、で、で。入れ替わるように、「円空・木喰展」は明日でついに閉幕です(涙)。
こっちのブログはあとわずか…と思うと、なんだか切ない(いつものことですけど)。
最後の最後まで、take4、燃え尽きます!

というわけで、フロアレクチャーも今日が最後!
今日は、来場者数も一気に跳ね上がり、ちょうどレクチャーの時間帯はかなりの混雑だったので、お聞き苦しいところが多々あったやも知れません・・・。
さらに皆さんの前でお話しするのは、これで本当に最後ということもあって、これまで以上にアツく語ってしまい、気付けば、前半の円空が終わったところで、すでに予定の1時間経過。
マズイッ・・・「すみません、ちょっとオーバーしてしまいますが、お時間許す限り、お付き合いください!」とお断りの上、駆け足で残りの木喰へ・・・。
結局、1時間半という長時間にもかかわらず、皆さん脱落されることなく、熱心に聞いてくださいました。感謝感激です。

どうしても、仏像の解説をする場合、絵画や工芸品とは違って、作者のことや造形的なことだけでなく、背景にある「信仰」についてお話しないわけにはいけません。そうした前振りを、かいつまんでお話しても、時間を要してしまうので、今回のフロアレクチャーは毎度、オーバー気味だったんですけどね・・・今日は言い足りてないこと、言いたいことを全て吐き出してしまいたいっ!というような思いもありまして。
でも、結局木喰については、かなり早口・駆け足になってしまい、ああ・・・スイマセン。それだけが心残りです。

にもかかわらず、レクチャー後はいろいろご感想・ご質問をいただいたりして、つくづく今回はアツい方々がいらっしゃってるんだな、と噛み締めています。円空さん、木喰さんの魅力は、やはり偉大です。

さてさて、明日はいよいよ大エンディング。
まだお越しでない方はもちろん、どうしようかなぁ・・・と迷っておられる方、すでに1度(ならず数度)来てくださった方・・・。たくさんの方のご来場をお待ちしています!
11:00からは、こちらも最後の対話型ギャラリートークがあります。毎回1作品を選んで、皆さんとお話してきましたが、トリを飾るのは木喰最晩年の傑作、東光寺の群像です(take4の最も愛する「白鬼」を含む、こちらの13体)。盛り上がりましょう!

関連グッズ①♪♪

a-tashiです。新年早々から、講演会「プロから学ぶ・・・」、円空木喰のワークショップ「仏を彫る」など、そして、昨日から始まった展覧会『ミルコトカラハジマル』と続けざまに担当行事が続いているにも関わらず、アップすることもなく・・・。『ミルコトカラ・・・』の準備状況もブログでアップ♪と気楽に考えていたのですが・・・。あれも、これも、えぇ~。まだ出来てなぁいぃ~~~!!!と怒涛のごとく時間だけが過ぎて行き・・・、作品の到着も展示風景もアップ出来ぬまま、昨日のオープンをどうにか迎えたというのが現実でした。
しかし、これから続く各作家さんのアーティスト・トーク、公開制作、ワークショップなどなど、毎週末お楽しみが控えています。徐々にご紹介していきますので、お付き合いくださいね。

ということで、今回のネタは『ミルコトカラ・・・』の関連グッズ第一弾です。この展覧会、写真、銅版画、ドローイング、シルバーポイント、リトグラフ、乾漆、立体、絵画、紙版画と他種目にわたる8名の作品を展示しています。実は、展示室から飛び出して展示をしている作品も多くあり、発見した作品に近寄られ、笑顔で作品をめでる来館者の姿を嬉しく拝見していますがぁ~、実は、新館総合案内の裏にあるミュージアムショップにも、展示されている作品が・・・。ということで、a-tashiの『ミルコト・・・』第一発ブログは、グッズ紹介とさせていただきます。

左の写真、よくよくご覧ください。展示室でご覧頂いた作品?!が覗いていませんか? そうなのです。常設展示室3の右手側の壁面を埋め尽くしているドローイング♪ 一枚一枚作家の真鍋さんが毎日描きためたものなので、全く同じ図柄というものはありませんが、真鍋さんの描いたドローイング作品を販売しています。本当に毎日描かれていることがサイン横にある日付で分かります。
最近はボールペンを主に使って描いていると云われていましたが、のびのびとした線、ぐるぐると回転する動きを身近にご覧いただけます。
また、手前の鉄の作品、実際に展示室に飾られている作品の小型バージョンもあったりして。。。実は、職員も狙っているこの作品。早い時期に覗かないと無くなるかも?!です。



お次は、新館2階に上がって直ぐ目に入る?! ベンチ横や扉の脇にひっそりと生えている植物。鑑賞者をにんまりさせているこの作品を制作した近藤さんの作品群が納められた小冊子です。以前美術館でも展示した井出創太郎さんの渡部家住宅での銅版画作品を紹介したモノなのですが、実行委員長を務められた近藤さんも立体作品を出品されていて、その写真が掲載されています。今回のひっそり感が伝わる良い写真を、ひっそり&じっくり眺めたい方に最適!

他にも沢山の作品やグッズがミュージアムショップを賑わせています。実作品も多いので、本当に早い者勝ちになっています。先着25名の「アートのタネ」をゲットして、作品をじっくり鑑賞した後は、ミュージアムショップにG0!

2010年1月22日金曜日

芽がデタ!

 yukinkoです。美術館では本日から、かねてより準備を進めてきた展覧会、文化庁「地域文化芸術振興プラン 「ミルコトカラハジマル~自然との対話~」が2階常設展示室3・特別展示室にてオープンしました!
 この展覧会は「自然」をテーマに8人の愛媛ゆかりの現代作家による多様な表現を紹介するものです。上の作品はその一人、久万高原町出身の近藤英樹さんによるもので・・・・おっと、これ以上はお話するのを控えます(笑)。とにもかくにも、どうぞ会場に足をお運びいただき、友達や家族の方と一緒に、作品をじっくり「みて」、その形や色、線、その他言葉にならない諸々から、自由にイメージを拡げて、どうぞ「みる」ことを楽しんでください。 今、美術館の中を柔らかな春風が吹き始めています。
 “自然が見せる姿は変化に富んでいますが、その受け止め方は私たち一人ひとり異なります。 この展覧会で、作家やその作品を通じて新しい自然の情景に出会い、その後日常へとつないでいただければ・・・”と担当学芸員一同、(本展の担当はa-tashiさん、miさん、tsubameさん、j.bさんです!)皆様のお越しをお待ちしています!

 【お・ま・け】会期中、8人の作家の思考や制作の痕跡がうかがえる『アートのタネ』
・・・ネタじゃないですよ。あっまた怒られるっ!)を毎日先着25名の方に、プレゼントいたします。これは作家や作品とつながるための小さな小さなタネです。
このタネを持ち帰ってしばらくすると・・・さて、あなたの中から、どんな芽がでてくるのしょう~か・・・?!!会場でお待ちしてまーす!

2010年1月21日木曜日

over 10000 !

「円空・木喰展」は、残すところあと4日!
最終週に突入したので、さすがに平日も大勢のお客さまがいらっしゃってます(しかも今日は朝から雨なのですが、開館前からプチ行列が!)。

新聞やニュースでも流れましたように、昨日、めでたく入場者が1万人を突破しました。ありがとうございます。
あとは、残りの会期を出来るだけ多くのお客様にお越しいただき、満足していただくのみ。

関連イベントも、23(土)14:00~の学芸員によるフロアレクチャーと、24(日)11:00~の作品ガイドボランティアによるギャラリートークの2つを残すばかり。いずれも参加自由(※企画展チケットは必要です)ですので、どうぞ合わせてお越しください。


2010年1月18日月曜日

Which do you like better ?

take4です。
本日は休館日ですが、総務課の55-2495-39さんと南館の貸展搬入の対応当番で出勤しています。

「円空・木喰展」も、早いもので残り1週間となりました。
週末は会場も混雑が見られるようになってきました。これからご来館予定の方、平日のほうがゆっくりじっくりご覧いただけますので、よろしくお願いいたします。明日からしばらくは暖かくなるようですし。

さて。
まだまだ円空と木喰については、ここで言い残していることがたくさんありますが…そうだなぁ…
展覧会をご覧いただいた皆さんは、「円空派」と「木喰派」、どちらが多いんでしょうね。
知名度的にはおそらく円空のほうが上なのは否めませんし、来館されるきっかけとして「円空仏を見たい!」という方は多いと思います。
もちろん、この展覧会はどちらを立てるということではなく、公平に展示してますので、こういうのは愚問かも知れませんが…気になるところです(take4も一個人としては●●のほうが好きですが、ここでは伏せときます)。

木喰のことを今回の展示で初めてお知りになられた方は少なくないでしょうし、展示構成上、木喰が後半になるので、より印象に残りやすいというのもあるかも知れませんね、結果的に「木喰派」になられた方も多いようです。担当者として、判官びいきするつもりは一切ありませんが、皆さんの感想や反応に接してみると、そんな印象はあります。
それでも、やっぱり円空が断然イイ!というお声も。それも当然です。
あるいは「どちらかに軍配なんて上げられない!」とばかりに、閉館時間ギリギリまで、会場を行きつ戻りつして、それぞれの像を見ておられる方も、多数目撃します。

それだけ、両者の作風は面白いように好対照をなしているということでしょうね。
見比べるほどに、発見と衝撃があります。
今回、「魂の造形、微笑(わら)う仏たち」というキャッチコピーを付けましたが、「微笑」一つにしても、円空と木喰はその様相が全く違います。




















見比べた上で、どちらかのファンになるのも、両者を公平に評価するのも、アナタ次第!
円空さんも木喰さんも、懐が広いですから(^^)どうぞお好きなように見ていただければ。

2010年1月16日土曜日

茨城から愛媛まで。


j.bです。「プロから学ぶ」「木から生まれる仏」の講座が行われている最中、残念ながら見学できずに東京にいました。1月22日(金)から始まる8人の現代作家による展覧会、「ミルコトカラハジマル-自然との対話-」の展示作品を集める旅路に出発していたのです。そして4tトラックに乗り、3日間かけて茨城から埼玉、東京、神奈川、大阪を経由して帰ってきました。かなり冷え込んでいた中、積み込み作業に立ち会っていただいた皆さん、本当にありがとうございました!13日、名古屋の朝は雪景色でしたが、上の写真の通り道中はそれほどでもなく、車もしっかり準備万端でしたので安心して走ることが出来ました。 集荷チームの皆さんもお疲れ様でした。

いよいよ週明けから展示作業も始まります、どんな空間が出来上がるのか今から私も楽しみです。

これぞプロの技!


miの新年1発目のブログということで、まずは、今年もよろしくお願いします。

take4さんからの前振りから随分時間がたってしまいましたが、先週末開催しました講演会「プロから学ぶ美術品の取扱い」の報告です。

今回、仏像を扱った展覧会「円空・木喰展」に併せて、美術品の取扱いのプロを講師に作品の展示から梱包までの一連の作業を実践していただき、取扱いの留意点などをお話しいただきました。
某局の国宝の仏像の輸送や展示を行う作業員に密着する某番組の影響もあったのか、講演会の告知が始まるや否や反応が早く、最終定員を超える受講者となり、こういう機会を待ち望んでいた方が多かったようです。

取り扱った作品は形態の異なる額、立体(陶磁製)、屏風の三種です。作品の開梱(箱から取り出す)、展示、梱包(箱に収める)までをそれぞれの作品で繰り返しました。

講師は当館の常設から企画までの展示に数多く携わっている日通・松山支店の長野克己さんと国宝などの文化財の取扱いに精通している日通・関西美術の山内秀雄さん。

作品の安全を確保することを基本に、作品の弱いところに負担がかからないよう配慮した作業には1つ1つ意味を持ち、そんな二人の作業をみなさん熱心に見聞していました。 普段見ることのない作業の現場に直面し、受講者からはの質問は尽きず、一般の方ならではの素朴な疑問に講師やスタッフが答えに悩む場面もありました。

講演会の締めは、受講者から講師の方の道具箱を拝見したいとの声があり、少し照れくさそうにしながらも数多くの美術品を取り扱ってきた道具箱を披露。整理された道具箱の中身をみなさん興味津々で見入っていました。

展示の舞台裏では、こういうプロの技術によって美術品は守られているのです。そういう視点で美術館を楽しむのもおもしろいかもしれませんよ。

2010年1月11日月曜日

怒涛の3連打 !!!

この3連休、「円空・木喰展」会期中における一番のピークを迎えました。
それはタイトルの通り、関連イベント3連打だったためです。
この3日間は展覧会へお越しのお客様も会期中最多を更新!3日間トータルで、お正月臨時開館(1月2日、3日)の実に3倍もの方々にご覧いただきました。

という訳で、関連イベントはいずれも大盛況。満員御礼!
うち2つは事前申し込み制とさせていただいておりましたが、当日の見学は自由でしたので、展覧会場のみならず、各イベント会場も大いに賑わいを見せました。
スタッフ一同、お礼申し上げますm(_ _)m

連休初日(9日)は、美術講座「円空と木喰 二人の造仏聖」を開催。
この美術講座は、会場内で行うフロアレクチャーや対話型ギャラリートークとは違って、じっくり学びたいという方のための座学形式の講座で、年に3回程度、企画展や所蔵品などについて、各担当の学芸員が2時間程度かけてお話しています。

やはり仏像ファンは、非常に勉強熱心な方々が多いんですね。研修室の定員50席がほぼ全部埋まるというのは、久々のことです。
フロアレクチャーでは、当然目の前の作品の魅力に絞ってお話をしますが、美術講座では視野を広げて、作家の人となりや歴史的背景などを詳しくお話しますので、より理解を深めていただけたのではと思います。

2日目(10日)の講演会「プロから学ぶ美術品の取り扱い」
こちらは最もアツく盛り上がりましたので・・・のちほど改めてレポートがあります。お楽しみに!

そして最終日(本日)。
トリを飾ったのが、ワークショップ「木から生まれる仏」です。
円空・木喰という木彫2大スターが揃う展覧会にあわせ、木彫ワークショップを開催しようと決めたのは去年の夏の終わり(2009年9月18日のブログ参照)・・・あれから4ヶ月、いよいよ開催の時が来ました。


講師は、県内今治市在住の木彫作家・柚山潤一先生。
参加していただいたのは、申込倍率4.6倍という狭き門を突破した10名の皆さんです。MY道具を持参いただいた方もいらっしゃるようでしたが、多くは彫刻刀を持つのも小・中学校以来!?という方々。
A-tashiさんが補助、そして当館のアトリエ利用者の方など3名がボランティアでお手伝いに入ってくださいました。

それでは早速、仏像制作!というのも少々ムボーですので・・・まずは道具や木に少し慣れていただく意味で、小さな木片を使って「イタヤ狐」なるものにトライ。「イタヤ狐」とは秋田・角館の伝統的な木彫りの玩具(→こちら参照)、円空の木端仏にも通じるシンプルで愛らしい造形で、肩慣らしにはピッタリでしょ?

これくらいなら、サクサク彫れる、楽勝よっ!と思っても、いざ始めるとこれが意外に難しい。道具の持ち方や、木への当て方一つとっても、皆さんなかなか要領がつかめない。先生が分かりやすく手順通りに作ってくださったお手本や図解シートを見ながらやっているのですが・・・。うーん・・・でもこれこそが立体を作る時の醍醐味なんですよね。
少しずつ、道具や木の性質を体で覚えるようにしながら、進めていきました。

ちなみに、この「イタヤ狐」用の木片は、先生が事前にたくさん準備してくださっていたので、会場の隅では、見学に来られた方のためにワークショップと併行して、体験コーナーを設置しました。
ということで、take4も雑用&記録係のかたわら、こっそりとチャレンジ。
えっ・・・確かに・・・ムズカシイぞ。
take4も彫刻刀やら鋸やらをしっかり使うのは、中学生の時以来なので・・・。

←激闘の末、完成。何とか美術館スタッフたる面目は保たれた?でしょうか。左がtake4作、右は取材に来てくださった新聞記者の女性作。

やっぱ、円空や木喰はスゲェや・・・実際に自分で彫ってみると、より実感しました。
でも、ノミや小刀がまるで自分の手の一部のように思い通りに動くのって、確かに気持ちいいだろうな・・・まあ、そこまで辿り着くには、相当の訓練と経験がなければね。イベントの後、改めて展示室で円空仏のノミ跡を見つめていると、ノミを自由自在に操り、木と戯れる円空の姿が浮かんできました。

肩慣らしは、ほんの30分程度・・・の予定が、結局1時間近く経過(^^;)
でも、皆さんひとまずあったまってきたので、いよいよ仏さまの制作に移ります。

モデルとして先生が選ばれたのは円空のシンプルな観音菩薩。
もちろん、このワークショップの目的は「円空仏」の模造を作ることや、「円空っぽさ」を出すことではありません。あくまで「木」という素材、そして「立体」というものに触れ、それを考えながら彫り進めていくことのムズカシさ→オモシロさを感じていただければ。

先生のほうで準備してくださったマツ(軟らかめで初心者にも彫りやすい)の角材(約20×5×3cm)が各々に配られたら、まずは各側面に型紙を当てて、鉛筆で型取り。
次に、輪郭を取るべく、ノミを入れていきます。緊張の一瞬。落とし過ぎないように・・・と思うと、やっぱり円空みたいには、思い切りよくスパッとはいかないですよね。







それでも時間が経つにつれ、徐々に皆さん道具にも木にも慣れてきて、ところどころ先生のアドバイスを受けながら、黙々と制作に打ち込んでいきました。後半は「スパッ」「ザクザクッ」と、小気味良い音も。
それぞれの木の中から、段々と仏さまの姿が現れてきます。


途中お昼休みを挟んで、スタートから4時間。
「イタヤ狐」での遅れも何のその。皆さん、予定時間内に無事それぞれの仏さまを完成!

最後に集合写真撮影会~!どうです?全部並ぶと壮観ですねぇ。格闘の甲斐あって、どれも少しずつ表情が異なって、個性(アジ)がありますよね。
皆さんの素晴らしい集中力もさることながら、これで木彫に開眼した方もいらっしゃったかもしれませんね。


しっかりした道具が少ないことから(今回は先生の道具もお借りしながら・・・でした)、当館ではあまり開催する機会のない木彫ワークショップですが、展覧会にあわせ、「木」という素材の面白さを知ることの出来るよい機会となった一日でした。

2010年1月8日金曜日

お久しぶり!

本日、生涯学習センターまで、旧知の知り合いを迎えに行って来ました。
その旧知の知り合いとは、陶器で出来た「鐘馗」さん。
旧館時代から美術館の所蔵品なのですが、生涯学習センターで作家.佐々木二六の検証を行っており、展示紹介するため長期貸し出しとなっている作品です。
邪鬼をしっかと踏みしき、威厳を感じる大柄な体格、勢いのある姿勢、髪や髭も細かく表現されています。今回、この作品に託された次なるお仕事。
それは、今週末に開催される「プロから学ぶ作品の取り扱い」の立体作品の部門でモデルを務めることです。

美術館では、1年に一度外部から講師を招き、美術に関する講演会や公開制作を実施してきました。本年は、1月10日(日)に額作品(11時~)、立体作品(14時~)、屏風作品(16時~)の3部門を取り上げ、㈱日本通運より美術品の取り扱いに長けたお二方を招き、実際に開梱(作品の取り出し)、展示、梱包(作品の収納)の極意を教わろうというもの。
電話にて事前予約をとっていますが、どの枠も予想を上回るご予約を戴いています。意外に同業者(博物館の学芸員さん)からのお申込みもいただきました。内容は、実際に家庭でお持ちの作品の取り扱いにも役立つようにお話が進む予定ですので、大切な作品をお持ちの方は是非参加されてみませんか?
美術館2階、特別展示室3において見学自由で実施します。
紐のかけ方一つ極意あり、お楽しみに!

2010年1月6日水曜日

今年の「 」③(とりあえず最終回)

 「まるで、それぞれの書き初めのようですね」本日そうtake4さんに指摘され、「おお~、なるホド。書き初めだね。こりゃ」と思ったyukinkoです。アップが遅くなってすみまセン。今日は別の作文に明け暮れて、結局一日かかってしまいました。さて、 最終回のトップバッターを飾るのはこの方!美術館の展示室内はこの方の存在なしには語れません!日本一(大袈裟ではありません!)優秀な展示監視スタッフpandaさんです!pandaさんの書き初めは「笑」!・・・っとここで、あれっ誰かと同じ文字?と思われた方も多いと思います。そうです、昨日のj.bさんと一緒の漢字ですでは、選んだ理由も同じかな~と思いきや!★「お客様を笑顔でお迎えする。お客様の笑顔を大切にする。そして笑顔!でお過ごしいただける美術館(鑑賞環境)づくりを心がけたい!(そしてそしてプライベートでも笑いを♡うふ)」・・とのことでした。さすがpandaさんです!スバラシイ!監視スタッフの鏡です!愛媛県美術館の展示室内は常にこのpandaさんたち優秀な監視スタッフによって守られています!さて、お次は~  お初にお目にかかります。ハジメまして!総務課のgさん改め・・・go-toさん(命名はtake4氏)です。昨年の11月から美術館の頼もしい助っ人として、現在美術館のおサイフを切り盛り頂いてます。イキのいい手代さんです。(ちなみに55-2495-39さんは歩く大福帳といった感じでしょうか・笑)さて、総務課手代go-toさんがこの文字を選んだ理由は!★
   「今年は、惰性的な日常から新しいものを見つけ出し、それに挑み続けたい・・・」
 く~~~!!!シブイっ!シブイです、go-toさん!しかしgo-toさん!もう、これはとっても美術館的発想です!!!と、いうことで今年もどうぞよろしくお願いします!(ちなみにyukinkoは最初このgo-toさんの一文字を見た時・・・「も、もも?!(桃)」と思ってしまいました・笑!でも桃は兆しの実です。吉兆です!)そしてお次は・・・
 やっと出て来られました。総勢1604名の会員のお世話を切り盛りする、美術館友の会のスゴ腕職員kuoさんです。実はkuoさん、今はもうすぐ一年で一番の「嵐!」が吹き荒れる前の、そのちょっ!としかない束の間の静けさを楽しんでおられます。そうなのです。もうすぐ友の会美術展&新規会員入会(来年度会員募集!)のシーズンがやって来るのです。さて、何故この「悠」なの?という質問には~★
      「今年も悠々のんびりと。それでも心(ハート)は熱いぜよ!!」
 さすが、美術館の影の姐御!(表があるのでしょうか。って誰?)。忙しくても、いつもどどーんとかまえてくれています。と、いうことでもう一人の姐御(美術館ってアネゴだらけ・・・ああっ!また怒られる)ならぬ、美術会の女番頭ruruさんの登場です!

 ・・・★毎年、春と秋になるとruruさんはコワクなります。何故って何故って、それはお休みがなくなるからです!!!(マジ)。そして普段でも、いろいろなアクシデント(ちなみに人災が多いです・笑)の収拾・調整・火消し役に追われ、お休みの日は殆どぼーっとして1日が終わってしまうそうです(涙)。ということで、ruruさんの今年の一文字はこれ!「休」!。ruruさん曰く「今年は何かできるといいな・・と思って・・・」ということですが、大丈夫ですよ!ruruさん!今年は驚異の芬蘭土ツアー!が待っている!がんばれ!ruruさん!!
 そして・・・これでやっとやっと最終回(うれし泣)、美術館の真打ち!学芸課の影の番長※、tubameさんの登場です。(※yukinkoこれでもうボコボコにされるかもしれまセン。来週、無事だったらいいなあ・・・。)
 さて、tubameさんの今年の文字は「福」!。新春にふさわしく、とってもおめでたい一文字です。では、なぜこの文字を?との質問には次のような言葉が寄せられました。★「今年のお正月に家族4人+おばあちゃんで初詣(太山寺)に行きました。そこでおみぐじを引いたのですが、なんと○○ちゃん(tubameさんの愛息)だけ『大吉』!そして『病治る!!』とのカミさまからのお言葉が!。・・・なのでその時のうれしい気持ちを思い出し、この『福』の一文字を選びました。・・・ちなみに他の家族は半吉とか吉でした・笑」
 「福」の文字はさいわい、しあわせ、幸運という意味と、そしてもうひとつ、神仏からの賜り物・・・贈り物、という意味があるそうです。どうぞみなさまの一年に「福」がありますよう。本年も愛媛県美術館をどうぞよろしくお願いします!!!・・・と、美術館には、まだまだご挨拶した人間以外にもワンサカ、スタッフが居るのですが~~、またそれはいつか番外編で!・笑。では!

2010年1月4日月曜日

今年の「 」②

・・・yukinkoです。今日は第2回目を上げる予定はなかったのですが・・・美術館職員のみなさんからぞくぞくと「私の今年の一文字」が寄せられていますので、引き続きアップ!です。さて、第2回目のトップバッターは総務課の55-2495-39さんです! 55-2495-39さんの今年の「 」は「粋」。理由は★「昨年は何かとモタついたので~、今年は、なんか人生の折り返し地点ア●フォー世代にも突入するので~、やっぱ人生「粋!」に行きたいなあ~」とのことでした!大丈夫です55-2495-39さん!55-2495-39さんはいつも頼りがいのある粋な姐御です!今年もいろんな事にお世話になります!  さて、お次は年末・年始も休みなく年中無休で愛媛県美術館を守って頂いている、美術館ガードの要!警備員のsさんです。sさんの今年の「 」は「優」。屈強のイメージを誇るガードマンさんが「優」?なんで?そのココロは?★するとsさん「・・・それは、自分に厳しく、みんなに優しくという想いからなんです」とにっこり。う~ん、なんだかsさんらしい・・・というか、yukinkoもマネしたい!でも、むむ難しくてマネできません・・・。だからsさん頑張れ!応援しています!と、いうわけで、次なる美術館職員は~というと・・・
 e学芸課長です。e課長の今年の漢字は「急」。なんだかこれまでと違う雰囲気です。何故これに?との質問にe課長からは次のようなお言葉が・・・★「急ぐことは、自分の活気や刺激につながるし、転じると再生にもつながっていくと思う(注:e課長は押しもおされぬ花の五十路・・・)。しかし!も~とにかくいろんなことをどうにかせねば!!!との思いから、今年はQ(キュー・笑)です!」とのことでした!!!。 そしてお次は学芸員の中で一番の若手、期待のホープj.bさん。なんとj.bさんの今年の「 」は「笑」!。理由は、★「たくさん笑える年になりますように。笑う門には福来る!」とのことだそうです。思えば、○年前・・・、まだ学芸員なりたてホッヤホヤのj.bさんと私yukinkoは「立てッ!立つんだあッ!!泣く?泣くなあ~ッ!!!(涙はふけ、といいました)」と夕日に向かって一緒に走る間柄でした(遠い目)。それが、いまや新収蔵品図録の心強き(強引ともいう・・・あっ!また怒られる・笑)敏腕編集長です。だから、がんばれ!j.bさん!
 そして、本日のオオトリは・・・本日は南館勤務のこの方、miさんです。さて、みなさんにクエスチョンです。miさんの今年のこの漢字、いったい何と読むのでしょう~~~か???
 これ、ある国の名前の頭文字なんです。全部書くと「芬蘭土」。どこの国か、閃かれましたか~?!!そう、あのムーミントロールとキシリトールの国、フィンランドです!ではいったい何故この字?という質問にmiさんから次のような言葉が寄せられました。★「この1月22日から始まる展覧会『ミルコトカラハジマル』で、フィンランド在住(愛媛県新居浜市出身)の作家、石山直司さんを担当していて、まだ見ぬ国フィンランドに想いを馳せています。フィンランドといえば、ムーミンにオーロラに白夜・・・、いつか行けたらいいな」
 miさん!「いつか・・・」なんて言わずにぜひ行きましょう!、やりたいことはホントに行動にうつしちゃいましょう!と、いうことでまずは『現地集合!現地解散!』とのウワサもある(笑)驚異の新婚旅行先にかの地を選んでみてはいかがでしょうか~?!!(yukinkoも行きたいゾ!「カ●メ食堂!」)
 では、明日は休館日。最後の第三回目は、あさって6日にアップします。引き続き、お付き合いくださーい。

今年の「 」①

 yukinkoです。美術館ではお正月2日、3日とすでに仕事始となった職員もいますが、世の中は本日からが『仕事始』!。我が愛媛県美術館ブログ「び~ぶろ」も今日からまたシャキっ!と心機一転、美術館の毎日をお伝えして参ります。
 ということで新春企画第一弾(二弾もあるのか?!)。一年の計は元旦にアリ!ということで、各職員に今年の目標、想いや願い等を漢字一字に託してもらいました。!(★各職員には、どうしてこの「 」なのかその理由もインタビューしています!) ではまずはトップバッターは館長からです。
  館長の今年の願いは 「明」。そして理由は★やはり年も明けたことだし、心機一転明るくいきたい、!!とのことでした!

 続いて二番手はすでに3日から出勤だったa-tashiさん(お疲れ様です)。a-tashiさんの今年の一字は「遊」!。何故この一字を?については★ただ単に「遊びたい!」という訳ではなく、(←でもこれが本心かも?!ああっ怒られる・笑!)何事にもゆとりをもって取り組みたい、ということからでした。更に、「年齢を重ねてくると表情に人柄が表れるようになると聞きますが、よく笑い、仕事も人との付き合いにも遊び心を忘れず、ゆとりを持って取り組みたい!」とのことでした。う~ん、さすがア●フォー(あっ!また怒られそう)、大人の一文字です。いよっ!日本晴れッ!!
 続いては私yukinko。私は、もう!これは「楽」で決マリ!です。★今年は、もう本当~に鑑賞者のみなさんと『楽しい』トークの場を創り上げられるよう精進したいと思います!ということで「楽」!。

  そしてお次は、ハイ。boxyさんです。boxyさんの今年の一字は「和」。何故この一文字を?については★まわりの人たちと仲良く、いつも「和み」の心を忘れずにすごしたいです、とのことでした・・・(和!和?和・・・。yukinko何だか、善哉と塩コンブ、そしてシブ~イお茶が頂きたくなってきまた。う~ん、しみじみ)。

 そして、第一回目のトリは・・・んんん?ハイ、これはtake4さんです。実はtake4さん、2日・3日と特別出勤だったため今日はちょっぴり遅いお正月を自宅で過ごされておりマス。と、いうことでこれは置き手紙・・・ならぬ置き漢字。
 take4さんの今年の一字は「円」!。(おおお~スゴイですな)で、理由はといいますと~、★「『円空の』円、『円満』の円、『円熟』の円、『円滑』の円!」だそうです・・・。そして、あっ、まだ最後がありました!ぬわわんと
            『しっかりしたオトナの男になりたいです!!!』                              とのことです!。うおおお~、2010年もがんばれ!take4さん!!!
 と、いうことで愛媛県美術館職員の今年の「 」シリーズ。まだまだ続きま~す。

2010年1月3日日曜日

日日是好日


昨日に引き続き、「円空・木喰展」は臨時開館。
午前中の段階では、昨日よりもお客様は多めな感じです。
昨日は初売りなどもありましたからね。あるいは2日間はお家でお過ごしになられて、今日はお出かけ・・・という方も多いのでしょうか。


本日の展示室内の様子。ほどよい人口密度です。仏像展の場合、混雑してくると作品が見づらくなる上に、露出展示のものがあるので、人・作品ともに危険が伴ってきます。やはり、ほとけさまと向かい合うときは静かに、そして穏やかな気持ちになりたいもの。

今からでもゆったりご覧いただけます。18時まで開館しております。
昨日から引き続き、お年玉抽選くじも実施中!現時点では、まだ特賞(図録)、1等(円空仏ストラップ)ともに残ってます。急げ!

2010年1月2日土曜日

A HAPPY NEW MUSEUM !

yukinkoさんに続きまして、明けましておめでとうございます。実は年男のtake4です。
今年も愛媛県美術館を、どうぞよろしくお願いいたします。

今日と明日は、「円空・木喰展」はお正月臨時開館。さすがに一昨年の「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」、昨年の「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」ほどの大混雑ではありませんが、朝から途切れることなくたくさんのお客様がお見えです。ありがとうございます。

年明けにふさわしい、おめでたいイベントも開催中です。
お年玉抽選くじ(明日も先着500名様にくじ引きのチャンス!)については、すでにyukinkoさんがレポートいたしましたが、今日はさらにオメデタ尽くしということで。

松山市内小野地区の三熊野(みくまの)神社の獅子舞保存会の皆さんによる獅子舞の披露がありました。ご存知のとおり、疫病退治・悪魔払いを願ってお正月やお祭りなどの縁起の良い日に行われる獅子舞。まさに展覧会のテーマでもある「江戸の民間信仰」の一つの在りようとして定着しているものですよね。威勢の良い太鼓にあわせて、舞い踊る獅子。これぞ、ニッポンのお正月!清く正しく美しい(?)年始を迎えることができました。

ご来館いただいた皆さまの一年も、健康で幸せなものでありますように・・・いやいや、170体ものほとけさま+獅子舞ですもん、2010年は福福しくなること間違いなし!でしょう。

松山市内はドラマ『坂の上の雲』(通称:サカクモ)の効果で、この年末年始は例年よりも多くの観光客が予想されています。早速、当館でも旅行者や外国人の方のお姿もちらほら。
4日(月)までは引き続き開館しておりますので、どうぞ美術館で縁起の良い年明けをお過ごしください。

今年の運勢(命)~

 全国のび~ぶろ・・・いえ、愛媛県美術館ファンの皆さま。明けましておめでとうございます。yukinkoです。本年もどうぞよろしくお願いします。さて、私ことyukinko、長らくのび~ぶろ休暇(そんなものがあるのか?!)を頂いていましたが、本日1月2日より、装いも新に復活いたしました!ので、今年もどうぞどうぞよろしくお願いしまーす。さてさて!そんなわけで「円空・木喰展」常設は除く)は本日からオープンです。学芸課からはe課長&k係長、そして円空・木喰展担当のtake4さん、yukinko、総務課からgさん、そして展覧会実行委員会のスタッフのみなさんがそれぞれ“仕事始め”を迎えました。と、いうことで、さっき(下の写真)から私が手に持っているものはいったい何か!?といいますと~??? これ、本日と明日の二日間、美術館で開催しているお正月企画のひとつ、『びじゅつかんお年玉くじ』なんです(笑)。特選は「円空・木喰展」の図録(カッコイイ図録ですよ!)、1等は展覧会でも一番人気の荒子観音・円空ストラップ!(これは・・・カワイイです)そして2等は音声ガイド引き換え券~と、空くじなし!の先着500名様限定で円空・木喰展の会場入り口にて行われています。












  そんなわけで今日は朝早くから来館されて、くじを引かれたお客様から「お!幸先いいなあ!」とか「やった~ラッキー♪」の声がエントランスホールのあちこちで上がっています。どうぞ今年のお正月は美術館で運試し?!してみて下さ~い。
 さて、なんだか「お年玉」の話ばっかりしてしまいましたが、お正月の主役といえば!なんといっても「初詣」です。今年の愛媛県美術館のお正月は、こちら!全国から結集した177体の円空・木喰の仏様・神様たちがみなさまをお待ちしています。もう展示室中、寿ぎの空気でムンムンしています!ここで初詣しないテはありませんよ~~~!!! と、いうわけでyukinkoも早速、早朝の展示室にてお参りしてきました。実はyukinko、今年の元旦はバタバタしていて初詣にいけまセンでした・・・(泣)。なのでこれが本年、ホントにホントの初詣となります。ではまず最初にお参りするのは『木喰(もくじき)の子安観音』です。昨年は本当に「産みの苦しみ」に悩まされ続けたyukinko・・・(号泣)。今年もいろいろな発見に出逢いますように・・・とお祈りしてきました。(しみじみ・・・) そしてお次は『円空の大黒天』。う~ん今年こそは年末ジャンボが当たりますように(つまり、昨年もスカだった)・・・じゃなくて、この大黒様のようにおおらかな空気で包み込む、「楽しい」トークの場が鑑賞者のみなさんと一緒に創り出せますように、とお祈りしてきました・・・。  そして最後はyukinkoの守護神(と、いうか酉年生まれの人はみんなそうなんでスけど・・・)ファイトのカミさま!『円空の不動明王』に、今年も、燃え上がれますよ~に!(何に?!)とお祈りしてきました(笑)。
 しかし、ここまで書いて来て、今年の初詣が美術館(仕事場)・・・というあたりで、もうyukinkoの今年の運勢(命)決まったような・・・。こ、今年もよろしくお願いしまーす!

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